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囚人と恋に落ちた女性刑務官、脱獄を手伝って「密会デート」繰り返す

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.08.12 06:00 最終更新日:2022.12.07 16:46

囚人と恋に落ちた女性刑務官、脱獄を手伝って「密会デート」繰り返す

エリカ・ウィッティンガム容疑者(写真:ダービーシャー警察)

 

 8月10日、イギリス・ダービーシャー警察は、エリカ・ウィッティンガム容疑者(33)に、懲役3年の実刑判決が言い渡されたと発表した。

 

 元刑務官であるウィッティンガム容疑者は、受刑者であるマイケル・セドン容疑者(32)と恋に落ち、逃亡を手助けしたとして、公務員職権濫用などの罪で逮捕されていた。

 

 

 2人が出会ったのは2017年のことだ。強盗傷害で収監されたセドン容疑者の担当になったのが、ウィッティンガム容疑者だった。まもなく、刑務官と受刑者という関係を超えた「禁断の恋」が始まった。

 

 2019年、受刑態度が優良だったセドン容疑者は、開放型の刑務所に移送される。このとき、携帯電話がこっそり渡され、2人は別の刑務所にいながら愛をささやきあうことに成功する。

 

 同年10月、セドン容姿者は隙をついて刑務所から逃亡。フェンスを乗り越えると、近くで待ち構えていたウィッティンガム容疑者の車に乗り込み、脱獄した。

 

 その後、セドン容疑者は一人でリバプール行きの電車に乗り込み、ウィッティンガム容疑者は何食わぬ顔で仕事を続けた。2人は、およそ6カ月で、少なくとも8回の密会をしたという。その際、ホテル代や洋服代など、すべてウィッティンガム容疑者が負担していた。

 

 だが、2020年3月、セドン容疑者の身柄が確保され、禁断の恋は、突然の終わりを迎える。しかも携帯電話の通話履歴から、ウィッティンガム容疑者との関係もあっさり発覚してしまう。

 

 公判では、ウィッティンガム容疑者が、セドン容疑者と恋に落ちる直前、離婚していたことが明らかになった。弁護人は、次のように説明したという。

 

「セドン被告は、彼女がいつもはめていた結婚指輪が、ある日、外されていることに気づきました。そこで、自身が自由の身になるため、彼女を誘惑したのです。離婚直後で傷心だった彼女は、恋愛感情を抱いてしまいました。それが、過ちにつながったのです。『恋』の名のもとに過ちを犯し、人生を狂わせてしまう人は数多くいるものです」

 

 実は、セドン被告は、身柄を確保される直前、別の女性と “浮気” していたことも明らかになっている。映画顔負けのラブストーリーと思いきや、たんに利用されただけの元刑務官。受刑者として刑務所に戻ることになったいま、なにを思うのか。

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