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「母親が死んだんだけど…」遺体を運んで彼女とドライブ200km

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.09.29 06:00 最終更新日:2022.12.07 18:25

「母親が死んだんだけど…」遺体を運んで彼女とドライブ200km

母の遺体と旅したヘンシュオール容疑者(写真・ナッシュビル警察)

 

 9月26日、テネシー州ナッシュビル警察は、トーマス・ヘンシュオール・ジュニア容疑者(37)を逮捕したと発表した。逮捕されたとき、容疑者のトラックには、母親(60)の遺体が隠されていた。

 

 報道によると、母親が自殺したのは先週末のことだという。あわてた容疑者は、交際中のガールフレンドに電話をかけると「母親の遺体を森で見つけた」と説明した。

 

 

 土曜日の午前8時30分、2人は遺体をどこか別の場所に移動させようと、防水シートでぐるぐる巻きにして走り出した。走行中、いつものようにガソリンスタンドで給油し、お腹が空くと、食事をとった。

 

 午後5時ごろ、州内の医療センターに到着したが、営業時間が終わっていることがわかり、再びドライブを再開。

 

 最終的に2人がたどり着いたのは、州都ナッシュビルにある大病院だ。ここで遺体の存在が発覚し、容疑者は逮捕された。遺体発見の報告を怠り、証拠を改ざんした2点が罪状に並び、保釈金は900万円とされた。

 

 警察の調べに対して、容疑者は「自分の真横で母親が銃を使って自殺した」と、ガールフレンドへの説明と食い違う内容を話している。捜査員の問いかけに黙秘する場面も多いことから、今後も追及が続く見込みだ。

 

 この奇妙な出来事を受けて、ネットではさまざまな声が集まった。

 

《あまりのショックで正気じゃなくなってしまったのかも》
《遺体を病院に運んでどうするつもりだったのだろう》
《まさにクレイジーだ。怖い話だよね》

 

 遺体を乗せたのんきなドライブは、およそ200キロに及んだ。2人は車内でどんな話をしていたのだろうか。

 

写真・ナッシュビル警察

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