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乗馬を愛した少年、心臓発作を起こした馬の下敷きになって死亡
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.10.09 11:00 最終更新日:2022.12.07 16:43
10月3日、米国テキサス州に住むレジェンド・ウィリアムソンくん(10)が亡くなった。乗馬をこよなく愛したレジェンドくんだったが、その最後は、馬の下敷きになるという悲劇的なものだった。
その日、レジェンドくんはルイジアナ州でおこなわれていたロデオ大会に出場していた。小学5年生が参加できる部門でエントリーし、いつもどおり乗馬を楽しんでいた。家族がフェイスブックに投稿した写真には、事故直前と思われるレジェンドくんが笑顔で写っている。
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しかし、異変が起きた。レジェンドくんが乗っていた馬が心臓発作を起こし、とつぜん暴れ始めたのだ。馬はレジェンドくんを背中に乗せたまま後ろ足で勢いよく立ち上がり、そのまま仰向けとなって地面に倒れ込む。レジェンドくんは馬の下敷きとなってしまったのだ。
小さな体に馬の全体重をかけられたレジェンドくんは、意識を失ったまま病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認される。馬もその場で死亡したという。
レジェンドくんが所属していたロデオクラブは、フェイスブックに遺族のコメントを掲載した。
「わたしたち家族は、想像を超えた悲しみに打ちひしがれています。10年という短い人生のなかで、レジェンドは誰よりも多くの人を愛し、そして愛されました」
事故を担当した地元警察も「不慮の事故としか言いようがない。家族とロデオクラブのみなさまに追悼の念を表明します」とコメントしている。
あまりにも悲劇的な内容から、この事故はアメリカで大きな注目を集めている。ネット上では、
《こんな悲しい出来事が起こるものなのか》
《生まれ変わっても、また乗馬に出会えるといいね》
などのコメントが寄せられている。レジェンドくんの葬儀は現地時間10月8日におこなわれた。
写真・ウィリアムソンくんの母親のフェイスブックより