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過熱する小室圭さん批判は渡米で収まるのか?SNSバッシング経験女性が語るアンチの異常な心情「嫌いなのに覗いてしまう…」

社会・政治 投稿日:2021.10.12 06:00FLASH編集部

過熱する小室圭さん批判は渡米で収まるのか?SNSバッシング経験女性が語るアンチの異常な心情「嫌いなのに覗いてしまう…」

9月27日、ニューヨークから帰国した小室圭さん

 

 10月1日、宮内庁により、眞子さまとの結婚が正式に発表された小室圭さん。しかし、小室さんと、母親の佳代さんの動向がメディアで報じられるたび、ネット上には否定的な意見があふれる。

 

 小室さんに批判的な声をあげる人々の心理状態とは、どのようなものなのか。本誌は、過去にSNSで、著名人・X氏をバッシングしていた女性・A子さんを取材した。

 

 

 X氏はネット界隈の有名人で、有料のオンラインサロンやメールマガジンも人気だ。その一方で、さまざまな行動がネットニュースとなり、アンチ(特定の人物などを執拗に嫌う人)からのバッシングのターゲットになってきた。A子さんが語る。

 

「私はXさんのことが嫌いでした。Xさんは動画や文章で奔放な発言を繰り返していて、『人の気持ちを逆なでして大きな収入を得ているような状況』に、怒りが収まらなかったのかもしれません」

 

 状況は違うが、小室さんも、自身の母親が元婚約者との間に金銭トラブルを抱えている。この件について「約400万円は借金ではなく、解決済み」と文書で説明しており、その主張に納得がいかない人は多いようだ。

 

 また、司法試験に受かれば、ニューヨークで弁護士として初年度から1500万円を超える年収を得られそうだとも報じられている。このような状況に憤ったり嫉妬したりする人も多いだろう。

 

 A子さんが続ける。

 

「Xさんのことを嫌いなのに、SNSをフォローして、わざわざ自分から情報を拾いにいっては、せっせと反対意見を書き込んでいました。SNSを見ては叩いてを繰り返し、どうしてもやめられませんでした」

 

 A子さんがX氏のアンチをやめたのは、ひょんなことがきっかけだった。

 

「私はある料理研究家のファンで、よく動画を見ているのですが、その方のアンチが『味の素を入れているなんて、どうなの』と叩いているのを見て、『なんでそんなことを書き込むんだろう』と自分のことを棚に上げて感じたんです。

 

 それ以降、Xさんのフォロワーをやめ、バッシングもやめましたが、いまでも気づくとSNSを覗いてしまいますし、ネットニュースにXさんのことが出ると、つい読んでしまいます」

 

 X氏の情報を遮断したいまも、その動向が気になってしまうという。近年、人気ドラマが終わると、SNSなどで “ロス現象” が起きる。A子さんも、ある意味、Xさんロスに陥ったのかもしれない。

 

 小室さんの場合、その一挙手一投足が連日テレビで大きく報じられ、X氏とは桁違いのアンチがいる。とすると、眞子さまと無事に結婚され、渡米したあとに報道が落ち着けば、“小室ロス=コムロス” の状態に陥るアンチが大量に生まれてしまうのでは……。

 

 この見立てに、精神科医の片田珠美氏はこう語る。

 

「“コムロス” ですか。たしかに、小室さんが渡米したら『バッシングの対象がなくなって寂しい』という欠乏感を持つ人がいるかもしれません。しかし、その欠乏感は、反面で欲望の原動力にもなるのです。

 

『小室さんの生活を知りたい』と思う国民は多いわけですし、今後のおふたりの生活には懸念されるところが多々あります。ですから、当面はおふたりの報道は続くのではないでしょうか。私は、“コムロス” になる人たちは少ないと思いますよ」

 

 一方、眞子さまと小室さんの結婚が正式に発表されたあと、従来のバッシング一辺倒から祝賀ムードに転じる動きもある。たとえば情報番組『ゴゴスマ』(TBS系)では、「結婚をよかったと思う」という回答が過半数を超えた読売新聞の世論調査を紹介している。

 

 X氏のアンチをやめたA子さんが、こう振り返る。

 

「当時のSNSは、Xさんのマイナス面ばかりが強調されていて、叩く意見が支持され、擁護する人は来るな、みたいな感じでした。SNSの外の世界では、Xさんのファンは多数いたのに……。それに気づかず、私の中にも “ゆがんだ正義感” が生まれていたのかもしれません」

 

 小室さんバッシングを続けてきた人たちが、そう振り返る日はいつになるのだろうか。

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