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中国のネットで「偽トランプ大統領」のつぶやきが100万を突破社会・政治 投稿日:2017.02.05 12:00

中国のネットで「偽トランプ大統領」のつぶやきが100万を突破

『トランプの公式ツイートが自動生成できるサイトも』

 

「フェイク・ニュース」(偽のニュース)といえば、昨年、アメリカで流行語大賞となった言葉。たとえば、「世論調査の結果、大統領選挙はヒラリー・クリントンで決まった」とか、「トランプはモスクワで売春婦とベッドを共にする映像をプーチンに握られている」といった、もっともらしい“ニュースもどき”が話題となった。

 

 はっきりした根拠が示されているわけではないが、「さもありなん」と思わせ、しかも話題性には事欠かない。となれば、ネット上ではたちまち拡散する。誰でもが情報を発信できる時代ならではの現象だ。

 

 トランプ氏は、「テレビや新聞が意図的に“反トランプ”の偽ニュースを流している」と、カンカンだった。大統領に就任した今でも「フェイク・ニュースに惑わされるな」と大声で叫んでいる。

 

「大統領就任式のお祝いに集まった群衆の数が少なかったと、メディアが写真付きで報道したが、あれは式典が始まる前、まだ人が集まっていないときの写真をわざと使ったメディアの演出だ」と。

 

 つまり、偽のニュースが大手を振って世界中を駆け巡っていると非難しているわけで、新大統領対メディアの戦いは加熱する一方のようだ。

 

 実は、1月27日から2週間ほどの春節(お正月)の休日を迎えている中国でも「フェイク・ニュース」は大流行り。トランプ大統領のふりをしてツイートする中国人が3日間で100万人を突破した(アルジャジーラ1月27日の報道による)。

 

 専用アプリをダウンロードすれば、簡単にトランプ大統領になったつもりで、好き勝手なトランプ風ツイートを中国から世界に吹きまくことができる。

 

 日頃の憂さ晴らしにはもってこいというわけで、トランプ本人も驚くようなメッセージが飛び回っている。たとえば「春節を迎えた中国の皆さん、おめでとう!私は中国が大好きだ。妻のメラニアや娘のイバンカと同じように中国人を愛している」とか、「故郷に帰省した子どもたちにご祝儀をはずむように」「春節を満喫できるようにするため、全国の大学や高校では宿題と試験を中止することを決定」というような、トランプが言うわけがないメッセージも溢れている。

 

 日頃はネット上の情報に神経を尖らせている中国当局も、この偽トランプ・ツイートにはお目こぼしを決めているようだ。というのも、アメリカの大統領が「中国を愛している」とか「中国との関係改善を切望する」といったメッセージが広がっているわけで、政府にとって悪い話ではないからだろう。

 

<著者プロフィル>浜田和幸
 前参議院議員。国際政治経済学者。東京外国語大学中国科卒、米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。2011年以降、総務大臣政務官、外務大臣政務官兼東日本大震災復興対策推進会議メンバーとして、外交の最前線で活躍。専門は「技術と社会の未来予測」「国家と個人の安全保障」「長寿企業の戦略経営」。近著に『この国の本当のかたち 数字で見る日本の実力』(廣済堂出版)ほか多数。

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