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辛坊治郎さん“ブラインドセーリング”で世界初の挑戦へ社会・政治 2013.05.31

 世界初となるブラインド(全盲)セーリングでの太平洋横断に向けて、連日訓練にいそしむのはブラインドセーラーのHIROさん(46)と、ニュースキャスターの辛坊治郎さん(57)。5月7日、本誌はその特訓に同乗取材するため、エオラス号が停泊する大阪北港ヨットハーバーを訪れた。

 

「2人で練習するようになって2カ月弱くらい。息は合ってきています。ダブルハンド(2人でヨットを操船すること)のよさは、2人で役割分担ができるところ。エンジンとか電気系統は辛坊さんにまかせて、僕は船を走らせる。二人三脚でやっています。不安はありますが、船は整備から機材も含めてすべてが最高のもの。出航が今から楽しみです」(HIROさん)

 

 一方の辛坊さんは「多少の不安はなるようにしかならん」と強気の発言だ。

 

「私は今すぐ行けと言われると辛いところですね。基本的な操船とか、やらなきゃいけないことはだいたいはわかってきました。

 

 でも、夜間航海訓練であらためて思い知りましたね。何十本もあるロープを色と形で覚えるんですが、夜になると色がなくなるので、パッと見たときに何のロープなのか直感的にわからなくなるんです。でも、なるようにしかならないので、不安はあまりないんです」(辛坊さん)

 

 じつはブラインドセーリングには2通りの意味がある。1つめは文字どおりの意味だが、2つめは最高レベルのヨットマンしか身につけることができない、目をつぶっていてもヨットを操船できる高い技術のことだ。

 

 この日、エオラス号はエンジンをかけてヨットハーバーから大阪湾内へと出航。辛坊さんはキャビン前に陣取り、舵を操作する棒状のティラーを両足に挟んでいる。船首に待機しているHIROさんに向かって、風向き、風速、艇速、他船、標識、灯台などの情報を「11時の方向に他船」「2時の方向に灯台」などと大声で的確に指示する。

 

 船首のHIROさんは風速10メートル以上の強風のなか、セール(帆)を上げるロープを準備するため、幅20センチほどのサイドデッキをつたい、キャビン横まで何度も往復。命綱はつけているが、見えているとしか思えない軽快な足取りに驚かされる。ロープに足を引っかけないように、ロープの端を小まめにまとめることも忘れない。

 

 この日はメインセール、ヘッドセール、インナージブの3枚のセールを上げて快走。強風を受け船は時折大きく横に傾いたが、最速7ノット(時速約13キロ)を記録。ヨットハーバーに戻る途中も時速6ノットを出して歓声が上がった。世界初挑戦の出航は6月8日だ!

 

(週刊FLASH 2013年6月11日号)

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