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注目度低い立憲民主党の代表選…岸田政権批判の真っただ中でも「話題にならない」トホホな現状

社会・政治 投稿日:2021.11.22 17:10FLASH編集部

注目度低い立憲民主党の代表選…岸田政権批判の真っただ中でも「話題にならない」トホホな現状

左から西村智奈美(元副厚生労働相)、泉健太(政調会長)、小川淳也(元総務政務官)、逢坂誠二(元首相補佐官)各氏

 

 11月30日に投開票が予定されている、立憲民主党代表選。候補者は、逢坂誠二元首相補佐官、小川淳也元総務政務官、泉健太政調会長、西村智奈美元厚生労働副大臣の4人。

 

 20日、候補者による「党員・協力党員・パートナーズオンライン公開討論会」がおこなわれた。

 

 

「同じ日、Twitter上では、#岸田政権の退陣を求むというハッシュタグがトレンド入りしました。『所得倍増計画』や、子育て世帯への支援など、総裁選に立候補したときに掲げた主張と現状があまりにもかけ離れていることに、批判が上がったのです。また、対中姿勢や外国人就労については、保守層からの批判も出ています。

 

 しかし、政権批判は強まれど、野党、とりわけ『立憲民主党に期待したい』という声はほどんど見られません」(全国紙記者)

 

 ネット上では、候補者について「よく知らない」というトホホな声もちらほら……。

 

《いずれの代表選候補者も、私は全く知らない方々ばかり……》

 

《立憲民主党の代表選があるみたい。知らなかったのヤバいかな? 今の政治には文句しかないけど、野党第一党と言われても大丈夫かなぁという印象》

 

「小川氏といえば、2020年に『なぜ君は総理大臣になれないのか』というドキュメンタリー映画が公開されました。同作は、2005年に初当選し、若手政治家として期待されながら、政治家として確固たる地位を築くことができない小川氏を追った映画です。SNSでも話題となりましたが、本人の地名度はまだまだ高くはない。

 

 その他の候補も含め、“党の顔” になるような目立った存在が4人のなかに誰もいないことが不安視されています」(政治ジャーナリスト)

 

 読売新聞社が党所属国会議員140人におこなった動向調査によると、泉氏が3割弱の支持を固め、ややリードしているという。泉氏といえば、2020年9月も代表選に立候補し、枝野幸男氏との一騎打ちで敗れ、政調会長を務めた人物。

 

“与党一強” の時代に変革をもたらす存在になれるだろうか。

 

写真:つのだよしお/アフロ

 

( SmartFLASH )

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