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岸田首相、アベノマスクに「反省点あった」言及するもブーメラン「クーポンも同罪」「キシダクーポン」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2021.12.14 18:47 最終更新日:2021.12.14 18:52

岸田首相、アベノマスクに「反省点あった」言及するもブーメラン「クーポンも同罪」「キシダクーポン」

 

 新型コロナ対策として政府がおこなった「アベノマスク」配布について、岸田文雄首相は12月14日の国会で「反省すべき点があった」と言及した。

 

 2020年4月、各地でマスクが品薄になっていることを受け、当時の安倍晋三首相が全世帯への配布を表明した「アベノマスク」。国は2億9000万枚を調達したが、品質や効果が疑問視され、「税金の無駄遣い」と多くの批判を受けた。さらに、いまも8200万枚が倉庫に眠っており、これまでの管理費は6億円にのぼる。

 

 

 14日の衆院予算会では、立件民主党の逢坂誠二代表代行がアベノマスクについて「客観的に見て失敗だったと言わざるを得ないのではないか」と追及。

 

 岸田首相は「マスクがひっ迫し、社会に不安が広がっているなか、少しでも国民の不安を和らげ、国民の健康を守りたい思いで緊急的に実施されたものだと認識している」と擁護したうえで、「検証すべき、または反省すべき点があったということは、しっかり受け止めなければならない」と語った。

 

 しかし、当の岸田首相も、今まさに10万円給付のうち5万円ぶんをどのように支給するかで迷走中だ。政治ジャーナリストがこう語る。

 

「これまで岸田首相は、給付金が貯蓄に回ってしまうことを避けるため、5万円ぶんは原則クーポンで支給するよう自治体に求めてきました。しかし、クーポンにすることで、事務費用が967億円も上乗せされることから、批判が相次ぎました。

 

 そのため、自治体の判断で現金一括給付を認める方向へ方針転換しています。加えて、政府が設ける “年収960万円まで” という所得制限についても、自治体判断で撤廃することは『工夫の一つ』と経済再生相が発言しました。

 

 クーポン政策でここまでの混乱を引き起こした岸田首相が、アベノマスクを批判しても “ブーメラン” としか言いようがありません」

 

 ネット上では、岸田首相の「反省すべき点があった」発言に、「クーポン券は?」と厳しい声が集まっている。

 

《クーポン券も同罪》

 

《過ぎたこと反省する前に今やってる愚策の数々を検証反省してもらいたい。 今やってることは改善できるので。 アベノマスクの反省はその後できっちりやってくれ》

 

《キシダクーポンは反省しないんですか?》

 

( SmartFLASH )

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