『2017年2月23日、宮内庁提供』
『2016年2月23日、宮内庁提供』
上の写真は2月23日、57歳のお誕生日を迎えられた皇太子さまとご一家。下の1年前の写真と比べると、愛子さま(15)の「激やせ」ぶりは明らかだ。
東宮家の心配事は愛子さまだけではない。さる19日、皇太子さまは、札幌で開かれた冬季アジア大会開会式に、「おひとり」で出席したのである。
「事前に配られた『大会のしおり』には、雅子さまのお名前もありました。ご本人はぎりぎりまで出席するご意向だったのですが、医師団の判断で訪問中止となったのです」(宮内庁担当記者)
いずれ新天皇・皇后になられる皇太子さまと雅子さま(53)。宮内庁内部には、にわかに不安が渦巻いている。
「天皇のご公務は、皇太子より格段に増えます。雅子さまがご公務に同行できなければ、ご即位後、国民との間に距離ができてしまうのではないかと心配する声があるのです」(同前)
だが、お誕生日の会見で皇太子さまは、「国民に常に寄り添い、人々と共に喜び、共に悲しむ、ということを続けていきたい」と、象徴天皇を踏襲する強い覚悟を述べられた。
京都産業大学名誉教授の所功氏が解説する。
「憲法には、世襲天皇の役割しか規定してありません。公的行為でも皇后のご同行は、必須ではないのです。象徴天皇の在り方は、時代によって変わっていくもの。それを形づくるのは次の天皇である皇太子さまです」
おひとりさまのご公務は、新たな時代の象徴なのだ。
(週刊FLASH 2017年3月14日号)