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東京地裁が「反ワクチン訴訟」裁判で“貸し切り”に…ノーマスク数百人が押し寄せ“クラスター発生危機”で前代未聞の対応

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.01.13 19:10 最終更新日:2022.01.13 19:10

東京地裁が「反ワクチン訴訟」裁判で“貸し切り”に…ノーマスク数百人が押し寄せ“クラスター発生危機”で前代未聞の対応

東京地裁

 

 東京地裁で1月13日午前、新型コロナウイルスワクチンの特例承認の取り消しなどを求める訴訟の第2回口頭弁論が開かれた。

 

「傍聴券を求めて集まった『ワクチン反対派』の人たちの多くはノーマスク。なかには、『鬼滅の刃』のキャラクターのコスプレなどをして、“お祭り気分”の人もいました。SNSなどでは、以前から『東京地裁を包囲せよ』と、呼びかけがあったようです」(全国紙記者)

 

 

 東京地裁総務課の広報担当者に問い合わせたところ、ノーマスクの関係者が多く来訪することが予想されたため、新型コロナウイルス感染拡大の現状を鑑みて、午前中は一般来訪者の入り口を正面玄関に限定した。一般来訪者には用件を確認するなど、普段にはない対応を取ったという。裁判傍聴ライターの今井亮一氏は、今回の東京地裁の対応についてこう語る。

 

「同日、同庁舎で午前中にあった裁判はこの1件だけ。これは“前代未聞”といえます。地下鉄サリン事件を中心としたオウム真理教をめぐる裁判、小沢一郎氏の資金管理団体『陸山会』をめぐる裁判など、大勢の傍聴人が集まることが予想されたときには、同日の他案件を減らすことはありました。しかし今回の“1件だけ”というのは思い切った対応ですね」

 

 2021年10月12日に開かれた第1回口頭弁論では、数百人にのぼるノーマスクの関係者が庁舎内に入ったことで、職員らが対応に追われる事態となった。

 

「当時、東京地裁庁舎内の廊下には、200人以上のノーマスクの人たちが列をなして、ギョッとした記憶があります。今回の対応は、当時の事態を踏まえたものでしょう。“東京地裁クラスター”が起きてしまっては、ほかの裁判の進行などにも大きく影響を及ぼすことになりますから」(前出・今井氏)

 

 東京地裁が騒然としたこの出来事について、ネット上では“ノーマスク”を危ぶむ声が多く寄せられた。

 

《反ワクチンとマスク装着と何の関わりもないはずだけど、何故?》

 

《反ワクチンを主張するのは何ら問題ないしそういう人が一定数居てしかるべし だが今回のような事例は迷惑行為だと気が付かないのはそれ以前の問題》

 

 同訴訟は2021年7月30日、提訴された。訴訟で原告側は「ワクチンの安全性の科学的証明がなされていない。マスクの効用も疑問がある」と主張している。

 

( SmartFLASH )

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