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え、都内の民家にアルパカ? 東京にいる全8頭中7頭を飼う女性に直撃「隣家の植木を食べてしまうことも」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.01.23 06:00 最終更新日:2022.01.23 13:16

え、都内の民家にアルパカ? 東京にいる全8頭中7頭を飼う女性に直撃「隣家の植木を食べてしまうことも」

2021年12月15日にここで生まれたばかりの「アルト」(手前)

 

 ちなみに、東京都内にいるアルパカの全8頭のうち7頭がここにいる。最初はオス、メス1頭ずつの状態から、さらに福島県から2頭を譲り受けた。その後に、この民家で3頭が誕生している。小柄な一頭の「アルト」は、2021年12月15日に生まれたばかりで、まだオスかメスかの判別ができない。

 

 前述の目撃談にあった「アルパカ散歩」だが、今は頻度が少なくなったそうだ。

 

「今は “たまに” くらいですね。孫娘が夏休みのときとかにやっています。散歩をしているとどうしても、人が集まってきてしまって “密” になることが心配だったんです。

 

 コロナ感染が落ち着いていた2021年12月18日に、近所の大きな公園で交流イベントをやらせていただいて、2000人近く集まってくださったみたいです。ただ、3頭が脱走しかけまして……。アルパカって意外と足が早いんですよ。捕まえるのに一苦労でした。

 

 でも、那須塩原や北海道に行かないと見られないアルパカを皆さんにかわいがってもらえて、よかったかなと思います」

 

 この民家でのアルパカ飼育は2年以上になる。周囲の協力も得て、無事に飼育はできているが、今後について、行政側とも相談をおこなっている。

 

「もともと、介護事業者として町田市役所にはよく行っていたのですが、いつもアルパカの話をしていたので “アルパカの人” みたいに言われていました。私もずっと周囲に『アルパカ飼います』と話していましたし(笑)。

 

 先日、町田市議会議員の方とも話して『ここは狭くなってしまったかもしれない。広い土地で飼えるように市とも協力できないか?』といったことを話しました。

 

 現在もこの施設を利用してくれる方の癒やしになってくれていますし、ほかにもデイサービスや老人ホームを経営していて、そこの利用者の方との交流にも役に立ってくれています。

 

 なので、もっと広いところに移れたら、そこに『交流カフェ』を作りたいなと思っています」

 

 もっと身近で触れ合える未来がアルパカ?

 

( 週刊FLASH 2022年2月1日号 )

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