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文春砲で議員引退した「魔の3回生」がYouTuber転身… “不倫相手” が連日出演「彼女もノリノリです」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.02.04 18:00 最終更新日:2022.02.04 18:00
「みなさんこんにちは、安藤裕です」
「“甘党、辛党、すっぱ党”、国民代表・大奈です」
前衆議院議員・安藤裕氏のYouTubeチャンネルが異様な事態となっている。安藤氏のチャンネル「安藤裕チャンネルひろしの視点」は2018年に開設され、もともとは安藤氏が政治や経済について一人で論じる硬派な番組だった。
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ところが2022年になると、毎回、安藤氏の隣に妙齢の美女が座り、軽妙な合いの手を入れる番組に様変わりしたのだ。この女性は「週刊文春」で、安藤氏と “W不倫” が報じられた、京都のローカルタレント・大奈(だいな)である。
冒頭の掛け合いは、動画の最初の定番のやり取りだ。なぜ安藤氏は、こともあろうに共演者に “不倫相手” を選んだのか。本誌は、安藤氏を直撃した。
「『文春』の報道が出て、彼女はタレントとしての仕事が減ってしまいました。それは僕にも責任があるので、彼女を助けてあげたいという思いがあるのと、僕も名前を売っていかなければならないので、“不倫ネタ” を逆に利用してやろうと思っているんです。大奈さんの肩書は “週刊文春公認の美熟女” としました。彼女もノリノリですよ(笑)」
「週刊文春」に問題の記事「自民魔の三回生 引退の理由は美熟女タレントとW不倫」が掲載されたのは2021年7月8日号。自民党の衆院議員として当選3回を果たしていた安藤氏に、地元選挙区・京都で50代女性と不倫しているという噂が立った。その女性こそが大奈だった。
安藤氏は当時、奥さんと離婚調停中だった(現在は裁判中)。「週刊文春」の記事では、自民党京都府連の西田昌司参院議員、伊吹文明衆院議員(現在は引退)らに、離婚調停を取り下げるように求められ、さらに「大奈とは結婚しない」という念書を要求された。安藤氏がこれらを拒否し、2021年10月の衆院選への出馬を断念したとの内容だった。
「大奈さんとは、私が京都に落下傘で候補者になったあと、新年会で知り合いました。彼女は顔が広いので、いろんなお店に連れていってもらったり、人を紹介してもらったりしました。まあ、美人ですし(笑)、僕が大奈さんのファンだということは知られていましたから、『安藤は大奈さんと結婚したいんじゃないか』という噂が出たんだと思います」
安藤氏は、どうしても念書を書くことに納得できなかったという。
「『大奈さんとは不倫関係になく、将来結婚することもない』という文書は絶対に書けませんでした。仮に文書を公開されたら、大奈さんに迷惑がかかってしまいますし、嫁さん方面や、マスコミに文書が渡ると感じましたから。
『誰とも不倫はしていません』という文書なら書きますと言ったのですが、それではダメだと言うのです。
自民党京都府連に呼ばれて、『W不倫やないか』とか『候補者を差し替えるぞ』と、何度も詰問されました。僕は納得できず、『では、やめます』と伝えたのです」
奥さんと離婚調停をするにいたった原因は、大奈との “不倫” ではないのか。
「いえ、嫁さんとはこの10年間、ずっと別居しておりますから。僕が政治活動することに嫁さんは反対で、選挙のとき、地元の支援者から求められても決起大会にも来てくれませんでした。政治活動を報告するメールマガジンは、『気分が悪くなるから送らないでほしい』と言われましたからね」
じつは大奈も、安藤氏が離婚調停をしている同時期に、たまたま夫と別居することになった。2021年1月、安藤氏が大奈のマンションに出入りしている写真が、安藤氏の当時の政策秘書のもとに届けられた。安藤氏は、何者かが探偵を雇ったのではないかと推測している。写真を撮られた経緯はこうだ。
「僕は京都で、大奈さんが事務所として借りていたマンションを又借りしていたんです。コロナ禍になり、彼女が『事務所を引き払おうと思っている』と言うので、『それなら僕が借りてあげるよ』と。
それで、僕と彼女がばらばらに出入りしているところを写真に撮られたんです。でも、僕が大奈さんの部屋を借りることは、旦那さんの了解を得ていますから」
衆院選に出ないと決めたとき、安藤氏は誰にも相談しなかった。現在の収入は、国会議員時代の10分の1もないという。
「とはいえ、国会議員は収入は多くても出ていくのも多いですから、僕なんてほとんど何にも残らなかったですよ。貯金もありません。月100万円の文通費なんて政治活動で全部消えますから、『そんなことで騒ぐな』と言いたいですね(笑)。
議員になる前は税理士事務所を開いていましたが、10年以上のブランクがありますし、京都に引っ越したから、これから新規開拓するのはしんどい。もう56歳ですし。現在、YouTubeはスタジオを借りて、編集作業も自分一人でやっています」
いわゆる “魔の3回生” に属した安藤氏だが、3度めの選挙は、選挙区で勝利を収めている。1月20日現在、YouTubeの登録者数は3万人近くおり、支持者は多い。再度の出馬は考えていないのか。
「昨年10月の衆院選に、無所属や他党から出る気はなかったですね。日本維新の会? 思想信条的には正反対ですから。それなら共産党から出ますよ(笑)。でも、現時点でまた議員を目指すことは考えていません」
今後はどうするつもりなのか。
「本当は、あと20年は議員を続けたかった。僕は、日本の財政政策を積極財政へ転換させたいと考えていますから、今後は在野の身でそれをやっていこうかなと思っています。
YouTubeのほか、月会費500円のオンラインサロンを細々とやっています。雑誌に記事を書いたり、テレビのコメンテーターもやってみたいですね」
そのためには、“不倫騒動” もとことんネタにしていく覚悟だという。
「テレビでイジっていただいてもかまいません。使えるものはなんでも使おうという気持ちです。それに、2人で堂々とチャンネルをやっていれば、不倫じゃなかったと思うじゃないですか。視聴者も、動画が急に2人の掛け合いスタイルになったので、戸惑っている感じはありますが(苦笑)、批判的なコメントはありませんよ」
衆院議員の職を投げ打ってまで、「大奈と結婚しない」という念書を拒んだ安藤氏。離婚が成立したら、大奈とゴールインする可能性はあるのか。
「つき合ってもないですから、再婚なんてありませんよ。人間、何が起こるかわからないから、可能性はゼロではないけど(笑)。いや、そもそも大奈さんも結婚していますからね。これで変なことを書かれたら、それこそ旦那さんに怒られますよ。いらんこと書かないで!」
不倫騒動をいじられても構わないが、「不倫はしていない」と強調する安藤氏。では、大奈とはどういう関係なのか。
「もともと僕は落下傘候補でしたから、地元の人からやめろと言われたら、いつでもやめるつもりでした。でも僕は、党内の若手の議員連盟を作ったり、まじめに政治活動をやってきたつもりです。それを、地元の方の多くは評価してくださらなかったんだな、と寂しい気持ちになりました。
離れてしまった支援者もたくさんいます。でも、大奈さんはそうではなかった。こんなことがあって、逆に結束が強くなりました。まさに “同志” です。『デキてたんだろ』と思う人はいるかもしれないですけど、勝手に思っていろと言うだけですね」
( SmartFLASH )