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職員にはおいしすぎる…都庁の“隠れ居酒屋”知ってます?

社会・政治 投稿日:2013.10.23 07:00FLASH編集部

 歓喜に沸いた東京五輪決定の瞬間から約1カ月。都庁内には、祝いのポスターがあちこちに貼られ『五輪対策室』も用意されるなど、早くも五輪開催に向けての準備にいそしんでいる様子。職員たちも、さぞ激務の日々を送っていることだろう……。

 

 そんな都庁内に、意外と知られていない“隠れ居酒屋”が2軒あるのをご存じだろうか?ひとつは、第一庁舎32階にある眺望抜群の“居酒屋”。開店前の店頭を覗いてみると、『17:30〜18:00にご来店のお客様、飲み放題金額を割引き致します』とのポスターが。

 

 よく見ると、150分コース1,600円が1,200円と破格の割引。『是非18時前にご来店下さい!!』と謳っているが、普通のサラリーマンは18時前なんか行けないよ、とツッコみたくなる。これって都職員のためだけの特典!?

 

 次に向かったのは、第二庁舎4階にある“居酒屋”『職員クラブ』。店名はさておき、ここも生ビールやお酒が半額だったりと、毎日おいしすぎるサービスが満載。料理も刺身5点盛りが1,000円、秋刀魚の竜田揚げ330円、巻き寿司180円など、メニューも豊富で値段も手ごろ。

 

 焼酎や日本酒も“常連ばかり”のせいかボトル売りがほとんど(いいちこ麦1,800円など)。17時30分開店直後に着くと、20名ほどの客が早くも乾杯中で、その後も次々と“常連客”が来店し、18時過ぎには席の半分以上が埋まる盛況ぶりだった。本誌記者たちも、生ビールに焼酎のボトル、料理を7品ほど頼んで締めて5,550円也。

 

 読者の皆様にもおすすめしたい店だが注意点がひとつ。同店は21時閉店だが、職員以外は18時45分までに入店しなければいけない。一般人はそれ以降の時間は、都庁自体に立ち入りができなくなるからだ。まさに忘年会シーズンにうってつけの“居酒屋”だが、残業などしていては間に合わない。庶民にとっては少々不便なのが玉に瑕だ。

 

(週刊FLASH 2013年11月5・12日号)

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