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橋下徹、“暴走コメンテーター” 状態に賛否両論「一理ある」「口にチャックを」…足立康史議員は「昨年末から壊れてる」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.03.16 11:00 最終更新日:2022.03.16 11:00

橋下徹、“暴走コメンテーター” 状態に賛否両論「一理ある」「口にチャックを」…足立康史議員は「昨年末から壊れてる」

 

 元大阪府知事・橋下徹氏の “暴走コメンテーター” ぶりが止まらない。テレビ番組やSNSで、ロシアによるウクライナ侵攻への自論を連日のように展開するも、その内容に賛否両論が寄せられている。

 

 3月14日の『めざまし8』(フジテレビ系)では、「最後はトップ同士の交渉。プーチンを引きずり出して」と発言。

 

「『何なんだ、お前の要望は』と(聞く)。僕らはいろいろ推測してますけど、西側の方も『お前もここまで譲歩しろ。俺たちもここまで譲歩するから』と。

 

 

 譲歩というのは一方的にやるものではありません。メリット・デメリットを比較しながら均衡点を探るもの。これをやるのが政治」と意見を語った。

 

 橋下氏は、これまでも同番組で、

 

「祖国防衛で命を落とす、それしかないんだって状況になってしまうと、国外退避が恥ずかしいことだ、やっちゃいけないことだ、売国奴なんだっていう批判を恐れてしまう」(3月3日放送)

 

「いま包囲されている都市がだんだん増えてきている。でも、まず逃げる。逃げることは恥ずかしいことでも何でもない。国を捨てることでも何でもない」(3月7日放送)

 

 などと語っている。

 

 番組に出演するウクライナ出身の政治学者グレンコ・アンドリー氏は、橋下氏の意見に対して「もしここで降伏して、ロシアに全土を占領されたら、結局、犠牲者が増えるだけ」と否定的で、議論が白熱してMCが仲裁に入ることも。

 

 ツイッターの更新もすさまじい。

 

 13日には、バイデン大統領が「アメリカが攻撃的な装備を送れば、それは『第3次世界大戦だ』」と警告したという記事に対し、《ロシアと戦えないなら、とりあえず政治的妥結を採れっちゅうの。原理原則・道徳・正義を吐き続ける学者みたいな政治をやってどうすんの?》と怒りの声をあげている。

 

 橋下氏が連日繰り出す過激な発言に、SNSでも数多くの意見が寄せられている。

 

《実際欧米諸国が応援の構えを見せながらも、ウクライナを捨て石にしているのを見て、彼の意見にも一理はあると思ってる》

 

《橋下徹氏の言ってる事も理解できる、命は大事、これ以上死者が増えるのは耐えられない》

 

 といった賛成の声が寄せられる一方、

 

《日本が今まず最初にやるべき事は橋下徹の口にチャックをする事である》

 

《もう、何言っているのかわからないです。一度頭を冷やしたほうがよいと思います》

 

 と否定する声も多い。

 

「橋下さんが強い言葉を使って発信する姿勢は、いつもどおりのことだとも言えます。ただ、今回は戦争という複雑な要因がからまった話題です。橋下さんの強硬な態度を “暴走” と捉え、疑問を持つ人も増えてきている。

 

 知識人から、自論について問われる場面もありました。13日の『日曜報道』(フジテレビ系)では、ジャーナリストの櫻井よしこさんから、橋下さんが主張する『政治的妥結』をめぐり、『ウクライナは絶対に領土を譲らず、ロシアは絶対に欲しいと言っている。一体どんな妥協をするのか』と問われ、一瞬黙り込んでしまいました。

 

 加えて、番組で『ウクライナに頑張ってもらいたい』『ロシアを追い払えるなら徹底的に』と発言し、過去の『国外退避』発言と食い違いを見せるなど、やや辻褄が合わなくなっている印象です」(政治ジャーナリスト)

 

 日本維新の会所属の足立康史議員は、13日、ツイッターで《橋下さんは、昨年末から本格的に壊れているので、スルーください。》と痛烈に批判している。

 

 戦争を止めたいという思いは同じはず。橋下氏は一度クールダウンしてもいいかもしれない。

 

( SmartFLASH )

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