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ロシア人演奏家の来日が次々と中止…東京フィルでは大使館の「後援」表記を冊子から削除も「基準が不明確」と疑問の声

社会・政治 投稿日:2022.04.18 18:00FLASH編集部

ロシア人演奏家の来日が次々と中止…東京フィルでは大使館の「後援」表記を冊子から削除も「基準が不明確」と疑問の声

世界的指揮者、ミハイル・プレトニョフ氏(写真・時事通信)

 

 JR恵比寿駅から、ロシア語表記が消えていた。

 

「ロシアのウクライナ侵攻を受け、複数の利用者から『不快だ』との指摘があったことから、改札内のロシア語の乗り換え案内表示を紙で覆って見えないようにしていたのです。

 

 しかし、この対応に抗議が殺到し、4月15日の始発に合わせ、現在は覆いを撤去しています。

 

 識者のなかからは、このようなロシア語を隠すなどの行為を『消極的ヘイト』とし、ロシア人差別の一種だとする意見も上がりました」(社会部記者)

 

 

 ロシアをめぐる日本国内の騒動は、恵比寿駅に限った話ではない。音楽界にも、ウクライナ侵攻の余波が広がっていた。

 

「5月25日に予定されていた東京都交響楽団の定期演奏会では、ピアニストのイコライ・ルガンスキー氏が来日を中止しました。

 

 彼はロシアのピアニストで、世界有数の楽団であるモスクワフィルハーモニーのソリストとして活躍しています。

 

 数々のコンクールで賞を受賞し、『ラフマニノフの再来』とまで評されれるピアニストの来日が中止されたとあって、落胆しているファンも多いと聞きます。

 

 楽団は、降板の原因を『現下の状況を鑑み』とだけ説明。『単にロシア人だからという理由で演奏できないならおかしい』『彼の主張も公表すべき』など、曖昧な説明に困惑する声が上がっています」(音楽評論家)

 

 ロシアの演奏家や楽団では、ほかにも、チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラの日本ツアー、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団の日本ツアーがともに中止になり、ロシア出身の世界的指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏の来日は、中止が検討されている状況だ。

 

 次々とロシアの演奏家の来日が中止になっていくなか、東京フィルハーモニー交響楽団では、ある波紋を呼ぶ事態が起きたという。

 

「3月に、こちらも世界的な指揮者であるミハイル・プレトニョフ氏が来日し、演奏をおこないました。曲目は『我が祖国』。

 

 この曲は作曲者のスメタナがオーストリア支配下にあった祖国チェコのために書いた曲で、祖国への愛情と民族主義的な色合いの強い作品だと言われています。

 

 ロシアのウクライナ侵攻から約2週間後という開催時期も含め、賛否を呼びました」(同前)

 

 結果として、興行は予定どおりおこなわれたが、実は当初、演奏会の後援には、ロシア大使館の名前があったという。

 

「当日配られたプログラム冊子などから、ロシア大使館の名前が消えていたというのです。しかも、現在に至るまで楽団側はそれらについてなんの説明もしていません。

 

 会場には、大使館員とみられる観客が来ていたことが、当日の演奏を聞いた人たちの投稿からわかっています。

 

 世界的指揮者がタクトを振る演奏を聞きたいと駆けつけた人のなかからは、楽団が演奏会を予定どおりおこなったことを賞賛する声も上がっていますが、いっぽうでこうした不透明な対応には、非難の声も集まっています」(同前)

 

 こうした状況下だからこそ、ロシアをめぐる措置には丁寧な説明が求められている。

 


( SmartFLASH )

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