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加藤浩次 『スッキリ』に出演した秀岳館高監督に「嘘をつきに来た」と怒り心頭…SNSであふれる同情の声

社会・政治 投稿日:2022.05.06 18:10FLASH編集部

加藤浩次 『スッキリ』に出演した秀岳館高監督に「嘘をつきに来た」と怒り心頭…SNSであふれる同情の声

 

 連日のようにメディアをにぎわせている、秀岳館高校男子サッカー部の暴行問題。5月6日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、MCの加藤浩次が、同校男子サッカー部の段原一詞監督が番組に出演したことについて、「嘘をつきにきた」と怒りの声をあげた。

 

「始まりは、4月20日、男性コーチが男子部員に暴行する様子が映った映像が、SNSに投稿されたことでした。2日後には、部員11人が謝罪する動画がサッカー部公式ツイッターにアップされたものの、批判を受け、すぐに削除されました。

 

 

 男性コーチは4月25日付で書類送検されました。段原監督は25日に『スッキリ』に生出演し、暴行騒動について謝罪と説明をおこなっています」(全国紙記者)

 

 この時点で段原監督は、暴行に関して「初めて見た」と語り、部員たちによる謝罪動画も「アップしてから聞いた」と話していた。「このことに対する責任は我々、大人にあります。ただ、子供たちが進むためにはコーチの力が必要なんです」と涙ぐむ場面もあったほどだ。

 

 しかし、5月5日に学校側がおこなった会見の内容と、段原監督が『スッキリ』で語った内容は、大きく食い違ったものだった。

 

 まず学校側は「38件の暴力行為があり、うち25件が職員から生徒への暴行で、24件は特定の男性コーチによる」として謝罪。そのうえ、生徒たちが出した謝罪動画に関して、段原監督がマスクを外して顔も出せ、など細かい指示を出していたことが発覚した。

 

 さらに、SNS上では段原監督が暴行動画を拡散させた生徒に対し、「お前らは加害者。完全な被害者はたぶん俺だけ。謝ってすむ問題じゃない」と、強く責める音声も流出している。

 

 5月6日の『スッキリ』では、秀岳館高校の会見について取り上げた。その中で加藤は「暴行動画が出て、(リポーターの)阿部(祐二)さんとスタッフが取材に行った。そのときにスタッフから言ったわけではなく、段原監督のほうから生放送で謝罪させてくれ、と言われたのは、間違いない?」と確認。阿部リポーターも「間違いない」とうなずいた。

 

 加藤は「何度も確認した。SNSで拡散されることもあるから、ここで嘘を言ったら大変なことになりますよ、と」と振り返った。しかし、結果的には監督が嘘をついていたことについて、「生放送で嘘を何個もついている。その時点で教育者としてダメ。会見うんぬんじゃない、話にならない」と断言。

 

 加藤は「結果として嘘をついてるんじゃない、嘘をつきにきたんだよ。間違いない。嘘をついて火消ししようと思った。でも今の時代、拡散しますからいろんなところから音声が出てくる。(騒動を)終わらそうと思ったが、できなかったということ」と、怒りを見せた。

 

 ネット上では、番組に対し同情の声があふれている。

 

《加藤浩次が「嘘ついても全て分かりますよ」って念を押したのに嘘ついてたことが判明したんだからそりゃ加藤浩次はブチ切れて当然よ》

 

《加藤浩次さん、『スッキリ』は悪くないと思う…前回その先生が出演していた時、何度も「嘘は言わないで…」って確認していてしつこいなぁって思ったくらいだったのに、あれが嘘だったんだからそれは怒る。》

 

《加藤浩次がガチギレするのは無理もない。本当に嘘つきに出演したんだから。》

 

《段原さんは自己保身の嘘を重ねたわけで…日テレの責任はあるけど、99:1で段原さんが悪い。》

 

 最後に加藤は「視聴者の方に誤解を与えてしまった部分がある。段原監督はしっかり謝罪しに来たんだなという印象を番組で与えてしまったのは、謝罪しなければいけないなと思います」とも語っている。

 

 段原監督は現在、『スッキリ』からの連絡にいっさい応じていないことも明かされた。名門サッカー部の指導者がとるべき態度だろうか。

 

( SmartFLASH )

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