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不祥事続きの吉野家、さらに客を怒らせる事態に…株主優待券が3000円から2000円の鬼改悪

社会・政治 投稿日:2022.05.09 22:00FLASH編集部

不祥事続きの吉野家、さらに客を怒らせる事態に…株主優待券が3000円から2000円の鬼改悪

炎上が続く吉野家

 

吉野家優待届いてビックリ そうや、改悪してたの忘れてたわ》

 

 吉野家ホールディングス(HD)が、採用説明会での「外国籍お断り」報道で揺れるなか、今度は「株主」を悲しませる事態が進行していた。

 

株主優待改悪となった吉野家ホールディングスからいただきました…改悪…残念です》

 

 

《改悪された株主優待を受け取った奥さんが崩れ落ちる》

 

 5月6日以降、SNSには連日のように株主優待の「改悪」を嘆く声が投稿されている。

 

「5月上旬は、ちょうど2月末時点の保有株主に優待券を発送する時期です。昨年10月に吉野家HDは株主優待の変更を発表しており、それが初めて適用されたのが、今回、郵送されてきた株主優待券です。

 

 吉野家は、2022年3月、『オリジナル名入り丼キャンペーン』での顧客対応で批判され、4月には常務取締役が自社のマーケティングを『生娘をシャブ漬け戦略』と称したことが問題視されました。

 

 そして、5月に入って、採用説明会に予約した大学生に対して、勝手に外国籍と判断し、参加を拒否していたことを謝罪したばかり。なんともタイミングが悪いですよね」(経済担当記者)

 

 これまで吉野家HDの株主優待は、保有株数に応じて「300円サービス券」を年2回、贈呈するというものだった。

 

「サービス券の額面が、従来の『300円』から『500円』に変更されると同時に、配布枚数が10枚×年2回=20枚から、4枚×年2回=8枚に変更されました(100株の場合)。

 

 つまり、サービス券の総額が、年6000円から年4000円に減額となるため、『株主優待の鬼改悪』と話題になったのです」(同前)

 

 優待利回りを5月9日の株価2386円で計算しても、年6000円なら2.51%あるが、年4000円だと1.68%。利回りが悪くなったのは一目瞭然だ。

 

 SNS上には、《500円券使いにくそうだし。ちょっと残念》という声も。吉野家の牛丼の並の価格は税込み426円。株主優待券のみで支払う場合、おつりは出ないので、なんとも使いにくくなるのだ。

 

 株主優待の「改悪」について話を聞くため、吉野家HDに連絡したが、「弊社の営業時間は平日午前10時から午後3時までとなっております。おそれいりますが、営業時間内におかけ直しいただけますよう……」との録音音声が。

 

 せめて17時まで対応する姿勢が必要なのでは?

 

( SmartFLASH )

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