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【日本最大級のハプニングバー】居合わせた客が語る「摘発の瞬間」捜査員20人以上がローションイベント中に突入

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.05.11 20:18 最終更新日:2022.05.11 21:51

【日本最大級のハプニングバー】居合わせた客が語る「摘発の瞬間」捜査員20人以上がローションイベント中に突入

摘発された東京都渋谷区のハプニングバー(写真・朝日新聞)

 

「捜査官は20人以上。受付のある1階から2階、地下階まで一気に制圧された感じでした」

 

 こう明かすのは、5月7日に摘発されたハプニングバー「スリーピングビューティー~眠れる森の美女~」の会員だ。

 

 東京渋谷区にある同店は、日本最大級の規模を誇るハプニングバーとされている。警視庁は5月9日、同店の経営者の男(40)と21歳から42歳の従業員の男女計10人を公然わいせつほう助容疑で現行犯逮捕したと発表した。

 

 

 冒頭の会員は、7日の摘発時に居合わせ、その一部始終を目撃していた。会員はこう続ける。

 

「捜査員は口々に『そのまま動かないで』と言っていました。この日は週に一度は開かれる “イベント日”。当日はローションを使ったイベントが開かれていたんです。水鉄砲にローションを入れて、Yシャツ姿になった女性にかける内容で、それを2階のプレイルームでおこなっていました」

 

 同店の1階はフロントとロッカー室で、地下はバーカウンターやダーツがある飲食スペースとなっている。そして、2階にカップル用と店内で出会った客同士がからむプレイルーム、さらにその行為を鑑賞するための覗き部屋があった。

 

「私物はロッカーに預けるのがこの店のルールです。入口が二重扉になっていて、警察に突入されても5分ほどかかるという話でした。もし突入があったら、照明の色が変わって同店のスタッフが裸のお客さんに服を着るよう指示するんです。

 

 この日は、ローションイベントを楽しんでいた人も含めて、深夜にもかかわらず70人くらいのお客さんがいた。事前に調べがついていたのでしょう。捜査員は入ってくると、客に紛れていた捜査員もすぐにインカムを外し、声を上げました。

 

 捜査員たちは真っ先に2階に行き、性行為中だった客の男女を現行犯逮捕。その後、スタッフを逮捕しました。居合わせた客にも『君はこっちだから』と声をかけて、地下階のバーカウンター前に並ばせていきました」(同前)

 

「眠れる森の美女」は15年ほど前に営業を開始している。会員制で、男女の合意をもとに “ハプニング的” に生じた性行為の場を提供。同時に、行為にからんでいない客も、その様子を鑑賞できるようにしていた。週末は1日80人程度が来店し、年間3億円ほどの売上があったとみられている。

 

 渋谷区周辺を知る風俗関係者はこう話す。

 

「同店は2カ所に大きく店名を掲げていました。ラブホテル街から道玄坂に出る途中にあり、道幅も広いことから、店の前で巡回中の警察官が打ち合わせする姿が、しばしば目撃されています。つまり、ほぼ “公然と営業” していた状態。それだけに、深夜の摘発で、同店周辺は一時騒然となりました」

 

 堂々と営業していた同店について、この関係者はこう推測する。

 

「都内のハプニングバーは、まん延防止等重点措置と緊急事態宣言が出ている間は休業していました。つまり、この3年間は、数えるくらいしか営業日数がなかったのです。

 

 じつは、長く同店の店長をされていた女性が退職され、最近はSNSを活用したイベント告知などが活発化していました。他店のほとんどは、店の場所も公然にはしていません。派手な営業をしたことで、見せしめにされたのかもしれません」

 

 客も店もタガが外れた結果だろう。

 

( SmartFLASH )

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