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気に入らないと毛筆の手紙「籠池理事長の妻」驚きの女帝ぶり

社会・政治 投稿日:2017.04.10 17:00FLASH編集部

気に入らないと毛筆の手紙「籠池理事長の妻」驚きの女帝ぶり

『諄子氏が元園児の保護者に送った手紙』

 

 評価額約9億5000万円の国有地を実質、数百万円で取得したとされる森友学園。森友学園の籠池泰典理事長と、妻の籠池諄子副園長はいったいどのような人物なのか。

 

 意に沿わない人を強い言葉で攻撃するのが「籠池夫婦の常套手段」だと指摘するのは、森友学園が運営する「塚本幼稚園幼児教育学園」にかつて子供を通わせていた保護者たち。

 

「とにかく自分がこうだ、と思ったことは徹底的に守らせるんです。子供がかなり高い熱を出したので『休ませます』と電話を入れても、『大丈夫。連れてきてください』と副園長が言うのには、驚きました。『インフルエンザは風邪と変わらない』という信念を持ってるんです」

 

 

 別の保護者も「ベビーカーは脳の細胞を壊すので、やめてください」という手紙をもらい、途方に暮れたという。

 

 諄子氏は、韓国・中国人への差別的な表現を使った「ヘイト文書」を、一部の保護者に送りつけたと報じられている。

 

「副園長は気に入らないことがあると、毛筆の手紙を渡してきます。うちの子が園で禁じられている炭酸飲料を飲んだところを見られ、手紙をもらいました。そこには『韓国人とかは、整形したり、そんなものをのんだりしますが、日本人はさせません』とありました。

 

 私が元韓国籍であることを知らずに書いたと思うのですが、ショックを受けました。『私は両親ともに韓国人です。手紙を読んで言葉を失いました』と抗議の手紙を送ったところ、今度は『韓国人と中国人は嫌いです』という返事が来たんです」(元園児の保護者)

 

■息子が入門した相撲部屋に夫婦で怒鳴り込み

 

 籠池夫妻の息子2人が通っていた相撲道場「古市道場」の道場長、古市満朝氏が、諄子氏の女帝ぶりを語る。

 

「籠池氏の次男が小学5年生ぐらいのころ、当時は父が運営していたうちの道場で稽古するようになりました。素行が悪くて手に負えない、矯正してほしいという話で、後に2つ年下の三男も通うようになりました。

 

 このころは夫婦か、あるいはお母さんだけで、たまに稽古を見に来たりしていました。目上の人には取り入ろうとするのか、うちの父にすごくゴマをするんです。

 

 でも、自分の子供はほったらかし。次男の服装が異様で、Tシャツでもなんでもすごく古くて、サイズが合っていませんでした。普通の親なら絶対に着させません。幼稚園で子供を相手にしてるのに、自分の子供をはちゃんと見てないのかな、という疑問の声がほかの親御さんから上がっていました」

 

 籠池夫妻が、次男が入門した大相撲・阿武松(おうのまつ)部屋に怒鳴り込んだことも。

 

「次男はしょっちゅう、部屋から脱走していたんです。私が聞いた話では、部屋に突然、夫妻が現われ『次男が逃げてばっかりなのは、親方やおかみさんが悪い。なぜちゃんと面倒を見ないのか!』と、まくしたてたそうです」

 

 結局、数カ月だけ在籍して、次男は部屋をやめた。

 

「お母さんは私に『阿武松部屋は地獄のようなところ。次男は毎日のようにいじめられ、やめるしかなかった』と言いました。しかし、阿武松部屋は稽古やしつけは厳しいですが、ほかの部
屋で聞くような不条理ないじめは、いっさいありません。

 

 これを聞いて、私は実感しました。とにかくこの人は一事が万事、自分がやったことはすべて正しい、まわりが間違っていると思っているんだな、と」
(週刊FLASH 2017年3月21日号)

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