きっかけとなったのは『週刊文春』が3週にわたっておこなったセクハラ疑惑報道だ。記事によると、細田氏は過去に複数の女性記者に「今から家に来ない?」「添い寝したら教えてあげる」など、深夜に自宅に誘うような言動をしたという。
続いて同誌は、6月16日号で地元・松江市での議員買収疑惑も報じている。
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一連の報道を受け、6月8日には、立憲民主党が岸田文雄内閣および細田氏に対する不信任決議案を提出。不信任案こそ9日午後の本会議で否決されたが、細田氏にとっては “四面楚歌” の状態が続いている状況だ。
「9日に不信任案が否決された後、細田氏は終始、不機嫌な様子で本会議場をあとにしました。現場に居合わせた記者からは辛辣な問いかけが相次ぎましたが、細田氏はこれを完全に無視。
セクハラをリークした報道陣に苦々しい思いを抱いているのか、記者たちをにらみつけた後、一言も発することなくその場を去っていきました」(政治部記者)
細田氏は当初、『週刊文春』に「強く抗議する。通常国会閉会後、弁護団と協議し、訴訟も視野に入れ検討したい」とコメントしたが、その後は沈黙の姿勢。はたして、いつまでこの状態を続けるのか――。
( SmartFLASH )