6月9日未明(日本時間)、米カリフォルニア州グラミス近くの砂漠に米海兵隊の輸送機「MV22オスプレイ」が墜落し、乗組員5人が死亡した。
墜落した輸送機はサンディエゴの基地に所属していたもので、現場は基地から約200キロ東に位置する。墜落の原因は調査中という。米海兵隊では、2022年にもノルウェーで墜落事故が起き、乗組員4人が死亡している。
沖縄県の玉城デニー知事は、6月9日の会見で、墜落事故に対し「米軍に対して早急な原因の究明と再発防止に取り組むことを強く要望したい」と述べた。
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「MV22オスプレイは、沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地に24機が配備され、2016年12月には名護市で不時着するなど、事故が相次いでいます。
2018年からは、東京の米軍横田基地に空軍の特殊作戦用CV22オスプレイの配備が始まり、2024年までに10機体制に。2020年からは、千葉県木更津市にある木更津駐屯地に陸上自衛隊の購入したV22オスプレイが暫定配備され、最終的に17機体制になります。
日本全国で50機以上のオスプレイが上空を飛来することになるわけで、事故を心配する声があがるのも当然です」(社会部記者)
実際、SNS上には日本での事故を心配する声が数多くあがっている。
《日本の市街地で起きないとは言えない》
《事故が起きてからでは遅い》
《この危険なオスプレイが毎日のように綾瀬市の上空を飛行。恐怖と怒りしかない》
《木更津駐屯地や横田基地にも配備されていて、首都圏の皆さんにとっては他人事では済みません》
陸自が購入・配備したオスプレイは、17機の調達費用が約3600億円。オスプレイ1機あたりの整備費は年間約10億円ともいわれる。日本で事故が起きれば、高い買い物をした、では済まされない。
( SmartFLASH )