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ひろゆき氏も皮肉交じりに批判 岸田総理「月数十円」節電ポイントのショボさに失望の大合唱!

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.06.22 15:55 最終更新日:2022.06.22 16:04

ひろゆき氏も皮肉交じりに批判 岸田総理「月数十円」節電ポイントのショボさに失望の大合唱!

6月21日、物価・賃金・生活総合対策本部で節電ポイントについて言及した岸田総理(写真・時事通信)

 

 6月21日、一般家庭の節電に応じてポイントを付与する仕組みを作ると、岸田文雄総理が発表した。この日に開催された「物価・賃金・生活総合対策本部」の会合で言及したもので、目的は電力逼迫や電気料金の高騰を緩和することだ。

 

 東京電力では7月1日から9月30日まで実施され、節電量1kWhあたり5ポイントが付与される。ポイントは、Tポイントやdポイントなどに交換可能だ。

 

 

 一見するとお得な制度なのだが、SNSには失望したという声が並んでいる。

 

《「月数十円のポイントをあげるので節電してください」って言われてもたぶん皆「それじゃあ数十円払って快適に過ごしますね」といってエアコン付け出すので意味ないですよね》

 

《岸田政権やばいね 月数十円の還元のシステムを作るのにいくら税金投入するんだろ…?もうほんとやだ》

 

「月に260kwhを使うモデル家庭で、目標とする3%の節電をした場合では、還元されるポイントは月数十円ほどにしかなりません。これは東電の場合ですが、ほかの電力会社でも大差はないでしょう。『エアコンつけるな、暑さに耐えろ』といって、数十円の見返りしかないのでは、節電に協力する気も失せてしまうのも仕方ないでしょう」(社会部記者)

 

 あまりのショボさに驚いた人も多く、「月数十円」は一時、Twitterのトレンド入りしたほどだ。

 

「2ちゃんねる」開設者の実業家・ひろゆき氏も、自身のTwitterを更新。

 

《満足に電気が使えない発展途上国では、精密機器工場などが作られません。21世紀の産業に電気は不可欠なので、先進国の政府はエネルギー確保の努力をしています。ただ、某アジアの衰退途上国では政府がエネルギー確保を怠り、国民や企業に電気使用を控えさせてるそうです。》

 

 と、皮肉交じりに批判している。

 

 国民民主党の玉木雄一郎代表も

 

《やめた方がいいと思います。ポイント還元するなら、税の還付か現金給付してください。また、そもそも今政府がやるべきは、節電のお願いではなく、電力の安定供給の確保では。》

 

 と、Twitterに投稿。総理の手法を批判した。

 

「今、やるべきは節電要請ではなく、現実的に電力を安定供給させることです。そうなると原発の再稼働という話になりますが、参院選もあり、岸田総理としてはそこだけは避けたい。以前から『安全性を重視しながら原発再稼働を進めていく』と何度も発言していますが、総理は『検討する』を連発する“検討使”と呼ばれるほど決断力がありませんから……」(前出・社会部記者)

 

 数十円のポイントのために熱中症――そんなニュースだけは見たくない。

 

( SmartFLASH )

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