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父・麻生太郎氏と同じく日本青年会議所会頭に内定…長男・将豊氏、慶応大学時代のバンドボーカル写真
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.09 11:00 最終更新日:2022.07.09 11:00
7月6日、日本青年会議所は、自民党副総裁の麻生太郎氏の長男、将豊(まさひろ)氏が、中島土・会頭の後任に内定したと発表した。10月の総会で正式決定し、任期は2023年1月から1年間となる。
将豊氏は、2018年から麻生商事の社長を務め、日本青年会議所で副会頭だった。太郎氏も、1978年に日本青年会議所の会頭を務めており、親子2代での会頭就任となる。
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「最近の衆院選挙では、なかなか地元・福岡に入れない麻生副総裁に代わり、将豊さんと、麻生太郎夫人の千賀子さんが選挙を仕切っています。
千賀子さんは、早く将豊さんに福岡8区の地盤を譲ってほしかったようですが、麻生さんも派閥の兼ね合いがあるのでなかなか引退できない。しかし、次期衆院選で、将豊さんが後継となるのは既定路線でしょう」(地元紙記者)
将豊氏が、地元の飯塚市で講演者に挨拶まわりを始めたのは、2009年の衆院選前。当時、首相だった麻生氏が解散に踏み切り、民主党が政権交代を果たした大逆風の選挙だった。崖っぷちに立つ父・太郎氏を救おうと、こう挨拶していた。
「父はどんな苦しいときでもグチを言わない。心配して励まそうとすると、逆に笑わそうとしてくれます。そんな父に恩返ししたくて、後援会の人に挨拶まわりしたいと申しました。父は大反対でした。なんとか父を説得して、挨拶まわりをさせてもらっています」
カンペなしで約5分。よどみのない挨拶は上々の出来だった。
「気さくで近寄りやすい。カリスマ性は無いけど(笑)。笑ったときに口の端が上がる感じが太郎さんにそっくり」(麻生家と親しい地元飲食店関係者)
将豊氏は、地元の小学校から慶応幼稚舎に転入。その後は、慶応中高、慶応大学へ進んだ。
「学生時代は友人と組んだバンドでボーカルを担当していた。友人が多く、渋谷の麻生邸で100~150人のパーティを開いたことも。夏休みには、地元に友人を連れて里帰りしていましたね」(同級生)
1986年3月に創刊された太郎氏の地元の会報「将豊」には、太郎氏が将豊氏を抱く写真が掲載されている。
「飛行機で移動する際、太郎氏はビジネス席でも、『お前らには早い』と、長男長女はエコノミー席。教育には厳しかった」(官邸関係者)
日本青年会議所の会頭を経て、満を持して父・太郎氏の地盤を継ぐのが規定路線だろう。
だが、将豊氏が日本青年会議所の会頭に内定したことが報じられると、ネット上では厳しい声が上がった。
《政治家の子供が政治家になるの本当にやめて欲しい。「普通」や「安い」の感覚が庶民と違うわけで金持ち基準に物事を勧められるのが困る》
《人事の意図が透けて見える。古すぎ。こうやって古い体制を温存して政界に進出もして世襲して…そんな連中が何かしら新しい物事を始めたり作ったり支えていこうなんてできるわけがない》
《世襲と批判される覚悟でやるのだろうから「若い世代の給料の底上げ」や「子育て支援」をその世代としてしっかり社会に訴えて欲しいものだ》
将豊氏が福岡8区を引き継げば、政治家4代め。同じく4代めの小泉進次郎前環境相、3代めの福田達夫自民党総務会長らに匹敵する政治家となれるだろうか。
( SmartFLASH )