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『遊☆戯☆王』作者・高橋和希さん急逝…沖縄・消防関係者が語る「川にもサメがいる」異常気象

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.09 16:00 最終更新日:2022.07.09 16:00

『遊☆戯☆王』作者・高橋和希さん急逝…沖縄・消防関係者が語る「川にもサメがいる」異常気象

亡くなった漫画家の高橋和希さん(写真:picture alliance/アフロ)

 

 突然の訃報だった。7月7日、人気漫画『遊☆戯☆王』の作者である高橋和希さんが亡くなった。60歳だった。

 

 6日の午前10時半頃、高橋さんは沖縄県名護市の沖合で、Tシャツに水中マスク、シュノーケル、足ひれを身に着け、海上に浮いている状態で見つかり、その後、死亡が確認された。遺体の一部が損傷しており、サメなどに噛まれた可能性もあるという。名護海上保安署が、経緯や死因を調べている。

 

 

「サメと事故、両方の可能性があります。当時は海が荒れていたのに、なぜひとりで入ってしまったのか……」と語るのは沖縄の消防関係者だ。

 

「沖縄の海は照りつける太陽のため、表面の温度は高いんです。しかし、少し潜るとやはり冷たいまま。しかも、水面が穏やかに見えても、その下で激しいうねりがある場合があります。

 

 潜っていると、突然壁に押されたような衝撃を感じることがあります。シュノーケリングをしているときにそのうねりにあうと、体が回転し、どちらが水面かわからなくなってパニックをおこします。

 

 さらに、そのとき口から海水が入ってしまうと、もう最悪です。このようなトラブルが起きても対処できるように、海に行くときは、必ず誰か付き添いを連れて行くことが大事です」

 

 また、日本列島を襲った熱波は、当然沖縄でも猛威を振るっていた。

 

「気温が高いせいで、ふだん出てこないような場所にまでサメが出ています。用水路や川にまで出てきて、地元住民のあいだでも話題になっていたんです。

 

 サメがダイバーを直接襲った可能性はあまり高くありませんが、サメがすぐ近くまで来たせいで、パニックを起こした可能性もあります」(同)

 

 沖縄の海で何が起きたのか。真相究明が待たれる。

 

( SmartFLASH )

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