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秀岳館高校で火災発生!相次ぐトラブルで「タバコ説」「放火説」など憶測飛び交う事態に…学校側は「調査中」と混乱

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.20 17:27 最終更新日:2022.07.20 17:29

秀岳館高校で火災発生!相次ぐトラブルで「タバコ説」「放火説」など憶測飛び交う事態に…学校側は「調査中」と混乱

秀岳館高校(写真・時事通信)

 

 7月20日未明、熊本・八代市にある秀岳館高校で、敷地内にある建物2棟を焼く火事があった。同校の敷地内にある鉄骨平屋建てのボクシング場と実習室が炎上。遠くからでも見えるほどの煙と炎が上がっていたと報じられている。

 

 午前6時ごろに、火はほぼ消し止められた。幸い、この火事によるけが人の報告はないという。

 

 

 秀岳館高校といえば、30代の男性コーチによるサッカー部員への暴行が4月に発覚。5月17日、コーチは懲戒免職となり、同部の監督だった段原一詞氏は退職願を提出し、受理されている。

 

「きっかけは、コーチが部員に暴行する様子の映った映像が、4月20日にSNS上で拡散されたことでした。後日、部の公式ツイッターには、生徒11人が実名顔出しで『お騒がせしてしまい、申し訳ありません』と謝罪する動画がアップされ、さらに批判が集中したのです。

 

 段原監督は、25日に自ら『スッキリ』(日本テレビ系)に出演し、動画のような暴行は見たことがないと語ったうえで、生徒たちを守らなくてはいけないと涙ながらに語ったんです。

 

 しかし後になって、段原監督の話にいくつも嘘があることがわかりました。『スッキリ』出演後には、動画をアップした生徒に、監督が『お前は加害者、被害者は俺』と強く責め立てる音声が出回りました。

 

 生徒たちの謝罪動画についても、番組では『アップしてから聞いた』と語っていましたが、5月5日に開かれた学校会見で、段原監督が全面的に動画の指示を出していたことが発覚しています。

 

 こうした報道が記憶に新しいこともあり、ネットにはさまざまな憶測が投稿されている状態です」(全国紙記者)

 

 実際、SNSでは、

 

《取り巻く環境が歪な中 火災の原因と報じられればどうしてもタバコ火等と考えてしまう》

 

《恨みつらみからの放火って思う人は多いでしょうね》

 

《憶測が飛び交っているのが煙草の不始末と放火の可能性 環境が乱れていたのなら、可能性は捨てきれない》

 

 本誌が、その原因や現在の状況について秀岳館高校に問い合わせたところ、事務担当者は「このような状況ですので、担当者は動き回っています」としたうえで、「いまは後始末、諸々の対応をさせていただいております。事務のほうには調査中という報告しかきておりません」と語った。

 

 また、ネット上で火災の原因が放火やタバコではないかと憶測を呼んでいることについては、「初耳。業務にあたっており、ニュースを見ていない」とコメントした。

 

 一刻も早い原因究明と、在学生徒たちへのケアが求められる。

 

( SmartFLASH )

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