王室を離脱した今もなお、イギリス国民らの厳しい目にさらされているヘンリー王子とメーガン妃。
7月21日、ジャーナリストのトム・バウワー氏は、同夫婦と王室の関係についての新たな暴露本『Revenge: Meghan, Harry And The War Between The Windsors(原題)』を出版した。
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米タブロイドニュースサイト「Page Six」は、その本の中の一節を報じている。それによるとメーガン妃は、自分がかつて置かれた苦境を伝えるため、故・ダイアナ妃を引き合いに出すよう、ヘンリー王子に指示していたというのだ。
「世界一バッシングされた女性」ともいわれるメーガン妃。2018年の結婚、そして2020年の“王室離脱問題”がバッシングのピークだったが、2016年、ヘンリー王子との交際を始めたときから、メディアはメーガン妃を追い続けていた。
ヘンリー王子は広報秘書を通じ、メーガン妃をバッシングするメディアを厳しく批判していた。メーガン妃は、パパラッチの追跡による交通事故で命を落としたダイアナ妃と自分が「同じ運命をたどることになる」と、ヘンリー王子に語っていたという。
そして「自分をダイアナ妃にたとえ、バッシングの現状を批判してほしい」と、ヘンリー王子に指示していたと記されている。
ダイアナ妃は、ヘンリー王子にとって最愛の母。広報秘書は反対したというが、メーガン妃から別れを切り出されるのではないかと恐れたヘンリー王子は2019年、指示どおりに声明を発表。《僕は母を失っている。私は今、自分の妻が同じ力の被害者になる様を見せられている》と語った。
「メーガン妃は2022年3月、全米黒人地位向上協会が主催するNAACPイメージ・アワードに参列する際も、ダイアナ妃のジュエリーをつけるなど、ダイアナ妃への憧れを示す姿がたびたび報じられています。
しかし、イギリス国民にとって、ダイアナ妃はあまりに悲劇的な人物として知られる存在。そもそも引き合いに出すこと自体が“ご法度”とされています。この暴露本によって、イギリス国民のメーガン妃への目は、さらに厳しくなることが予想されています」
暴露本には、王室批判を続けていたメーガン妃の父親・トーマスにチャールズ皇太子が不快感を示していたことや、メーガン妃が自分のイメージを守ってくれない王室に怒っていたことなども綴られているという。
( SmartFLASH )