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秋篠宮家「格上げ」で佳子さまのイギリス留学にも変化?

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2017.05.09 11:00 最終更新日:2017.05.09 11:00

秋篠宮家「格上げ」で佳子さまのイギリス留学にも変化?

『写真:日本雑誌協会』

 

 国際基督教大学(ICU)3年に進級された秋篠宮家の次女・佳子さま(22)が、9月からイギリス・リーズ大に留学することが決まった。

 

「国際水準の教育を誇るICUは、留学制度も豊富で、3年次から交換留学が可能です。留学枠は1学年で約4人に1人。選考は2年の終盤から始まるので、昨年、佳子さまが公務に出る機会が減ったのは、勉強に集中されていたためと考えられます」(皇室担当記者)

 

 姉の眞子さま(25)も、この制度を利用して3年次に英国へ留学された。

 

「眞子さまは、ここで護衛のつかない『初の一人暮らし』を経験されました。庶民的なスーパーで買い物することもあったほどです」(同前)

 

 佳子さまもイギリスでは自由な立場を謳歌されるだろうが、それも天皇陛下の譲位までかもしれない。

 

 4月13日、政府の有識者会議は、天皇陛下の譲位後、秋篠宮さまの呼称を「皇嗣(こうし)殿下」とする方針を公表した。

 

「皇嗣とは『お世継ぎ』という意味で、『天皇』『皇太子』のような称号ではありません。しかし皇嗣とすることで、皇位継承順位第1位であることを知らしめ、秋篠宮さまのお立場を格上げしようというのが政府の考えです」(皇室研究家・高森明勅氏)

 

 皇太子ご一家と秋篠宮家の待遇の違いについて、元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司氏が解説する。

 

「まずお手元金の額が違います。両陛下と皇太子ご一家(内廷皇族)の内廷費は年3億2400万円(総額)ですが、秋篠宮家の皇族費は年6710万円。お世話する宮内庁職員も、皇太子ご一家は約70人ですが、秋篠宮家は約20人です」

 

 秋篠宮家の慎ましい暮らしぶりを、皇室評論家の高清水有子氏が語る。

 

「宮家に伺ったとき、秋篠宮殿下ご本人が出て来られて『いま事務所に誰もいなくて』とおっしゃったことがありました。人が足りないと実感しました」

 

 皇嗣となれば、秋篠宮ご一家への待遇も見直されることになる。

 

「秋篠宮殿下お一方の皇族費が、現在の2倍にはなるでしょうから、ご一家全体のお手元金は約1億円になると予想されます。職員数も50人以上にはなると思われます」(山下氏)

 

 ご一家の立場が変わるなかで、佳子さまのキャンパスライフも変わるか。

(週刊FLASH 2017年5月2日号)

 

写真・日本雑誌協会

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