『週刊ポスト』に “パパ活疑惑” を報じられた吉川赳衆院議員が、記者会見を拒否したことが話題になっている。
地元・静岡の記者クラブが会見を開いて疑惑について説明するよう求めていたが、7月29日、回答書がクラブに送付された。回答書には「提訴準備中の状況にあり、今後の当方の主張は法廷で明らかにしていく所存です」とあり、会見を辞退すると書かれていたという。
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“雲隠れを続けている” という批判には「国会閉会中であったにすぎず、特に姿を隠していた認識はありません」とし、「今後も私は衆議院議員として国会の活動及び、その他の政務につきまして、今まで同様、積極的に活動していく所存でおります」と、議員辞職の考えがないことも明らかにした。
これに対し、ネットでは非難の声が殺到している。
《まだ平然と議員を続けている神経が分からない》
《この人に税金が使われるなんて、アホくさ》
《政治をしたいのではなく議員に成りたかっただけの人間なんでしょう。本人は無論の事、選んだ有権者、自民党も責任が有ると思います》
《日本国民をナメるな!》
「国会議員には月額約129万4000円の給与(歳費)に加え、月100万円の『調査研究広報滞在費』も支給されます。吉川議員は、現在もこれらを得ており、さらには夏のボーナスに当たる『期末手当』約286万円も6月30日に支給されています。
言うまでもなく、これらは国民の税金です。記者会見を開き、国民に説明する義務があるのは当然でしょう」(政治ジャーナリスト)
吉川議員は6月10日発売の『週刊ポスト』で、18歳の女子大生に焼肉店で酒を飲ませた後、高級ホテルでデート。4万円を渡したと報じられた。“岸田派のホープ” とも呼ばれたが、報道があった同日に自民党を離党している。
その後は “雲隠れ” を続けているが、7月15日、自身のブログに「この都度の週刊誌報道に関して」という文章を掲載している。
そのなかで《当該女性が飲酒不可能な年齢の方であるとは認識しておりませんでした》とし、渡した4万円について、いわゆる「パパ活」ではなく《クラブに勤務される方の欠勤に対する給与相当額の補填》と主張。さらに『週刊ポスト』の取材方法に対して問題提起もしている。
8月3日には臨時国会が召集される。そこに姿を現すのかどうか、注目が集まっている。
( SmartFLASH )