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山谷えり子「私は関係ない」、下村博文「文化庁に聞いて」…旧統一教会 “ズブズブ” 疑惑議員にSNSで厳しい声

社会・政治 投稿日:2022.08.04 17:30FLASH編集部

山谷えり子「私は関係ない」、下村博文「文化庁に聞いて」…旧統一教会 “ズブズブ” 疑惑議員にSNSで厳しい声

 

 8月3日、臨時国会が召集され、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係が取りざたされている自民党議員が登院した。

 

 自民党の山谷えり子元国家公安委員長は、国会内で毎日新聞の取材に答え、「私は関係ありません」。旧統一教会による選挙支援についても「してもらっていない」と否定したという。

 

 旧統一教会の活動に詳しいジャーナリストの有田芳生氏は、自身のTwitterにこう書き綴った。

 

 

《どうしてこんなに明々白白のウソが言えるんだろうか。山谷えり子さんは統一教会の重点候補でした。長い長い付き合いがあることは、多くの信者たちが証言しています》

 

《2004年の参議院選挙。統一教会は山谷えり子さんを西日本の組織だけで支援しましたが、10年には全国の組織で応援。内部文書にはそれも書かれています》

 

 一方、2015年に旧統一教会の名称変更申請を文化庁が認めた際に文部科学大臣だった自民党の下村博文氏は、国会内で報道陣の取材に応じ、「『申請を受理しろ』と担当者に申し上げたことはない」と自身の関与を否定した。

 

 文化庁が従来の方針を一転させたことについては「文化庁に聞いてほしい。(担当者から)申請に対応しなければ、行政上の不作為になる可能性があるという説明があったと思う」と丸投げしたうえで、変更に関して旧統一教会から働きかけを受けたことは「まったくない」と否定した。

 

 当時、文部科学審議官だった前川喜平・元文部科学事務次官は、本誌の取材に「私は、(認証された理由は)大臣の意向が働いたことは間違いないと思っています。当時の下村博文・文部科学大臣がゴーサインを出しているのは間違いない。これは確信しています」と語っていた。

 

「8月2日、自民党の茂木敏充幹事長は、組織的な関係を改めて否定し、『個人の政治活動はそれぞれの議員が適切におこなうべきだ』と強調。各議員の説明にゆだねる姿勢に終始しました。

 

 日本維新の会や立憲民主党が所属議員への調査結果を公表したのに比べ、調査に消極的な姿勢が浮き彫りになっています。そのうえ、深い関係が疑われる議員が『関係ありません』と繰り返しては、いつまでも不信感は消えないでしょう。

 

 今回の臨時国会は3日間だけですが、秋の臨時国会では、野党の追及も強まり大荒れになることが予想されます」(政治部記者)

 

 ネット上でも、議員が「関係ありません」と繰り返すことに批判の声があがっている。

 

《「関係ありません」と言っただけで、それをはいそうですかと信じられるかというと私は無理です》

 

《いつまでもこのような回答で逃げ延びられるものでもありませんよ。国民も馬鹿じゃない》

 

《自民党議員はなぜ簡単にバレる嘘をつくのか》

 

 シラを切り通せば、政治家自体の信用を落とすことになりかねない。

 

( SmartFLASH )

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