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旧統一教会に祝電出した環境相「頼まれたら全部出します」発言でSNSは「♯山口環境大臣に祝電を頼もう」の大喜利状態
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.08.06 18:50 最終更新日:2022.08.06 18:52
8月5日、山口壯(つよし)環境相は閣議後の記者会見で、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関係イベントに、祝電を送ったことがあると明らかにした。
「こういうのってどこでもそうだと思いますけど、いろんなとこから頼まれたら全部出しますけどね。だからまったく(問題)意識はありません」
記者から、旧統一教会との関係は分からなかったのか、と問われると、こう繰り返した。
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「もう1回、言いますよ。どこからでも来たものは全部出してます。よっぽどおかしい団体でなければ。もうこれからは出しません、それだけです」
この会見の様子を同日、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)が報じると、山口環境相の笑顔とともに《どこからでも来たものは全部出してます》とテロップがつけられた画像が拡散。SNSでは《#山口環境大臣に祝電を頼もう》がトレンド入りし、祝電を打ってもらう理由をめぐって大喜利状態となった。
《この度東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクターであるつば九郎が主催2000試合出場を達成したので是非とも祝電をお願いします》
《日本共産党は党創立100周年を迎えました!》
《このたび、お陰さまで国会議員を続けられることになりました 祝電をお願いします 吉川赳》
《大喪の礼を「たいものれい」と言った三浦瑠麗氏に祝電を送ってやって下さい》
立憲民主党の蓮舫参院議員も8月6日、自身のTwitterで、《タグのセンス、最高》と賛辞を贈った。
「山口氏は元外務官僚で、民主党政権時代には、外務副大臣を歴任しました。ところが、民主党が野党に転落するとあっさり見切りをつけ、2013年に離党。
自民党の二階俊博前幹事長と新進党で行動をともにした経緯から、自民党に入党後は二階氏を支え、二階派の事務総長をつとめました。2021年、二階派の力もあり、環境大臣として念願の初入閣をはたしましたが、自らの公式Twitterでアダルト系のアカウントをフォローしていたと指摘され、フォローを解除したことも。
大臣就任後は『週刊新潮』で、オカルトへの傾倒ぶりと、秘書へのパワハラを報じられてもいます。旧統一教会との関係も、大ごとになるとは思っていなかったのでしょうが、開き直りともとれる発言は、脇が甘いといわざるをえません」(政治部記者)
SNSでは、山口氏の国会事務所や兵庫の地元事務所の連絡先とともに《#山口環境大臣に祝電を頼もう》とタグを添えるケースも。
《大喜利で盛り上がるのは良いと思うけど、ホントにやったらあかんよ》
と注意する投稿も見られた。もちろん、山口氏の大臣としての資質を問う声も多くあがった。
《どう弁明しようが開き直ってこのニヤついた言動、アウトですよね…》
《一般の会社でも、祝電打ったりする際は反社会組織が否かチェックします。ましてや国の機関で税金使って電報打つのにノーチェックはありえない》
岸田首相の内閣改造が、8月10日に予定されている。次々と出てくる、認識の甘い閣僚たちのなかで、“続投”できるのは、はたして――。
( SmartFLASH )