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まだまだ出てくる東京五輪の“醜聞“コロナを世界へ拡散、音楽家の性加害報道に「がっかり」

社会・政治 投稿日:2022.08.09 18:00FLASH編集部

まだまだ出てくる東京五輪の“醜聞“コロナを世界へ拡散、音楽家の性加害報道に「がっかり」

 

 このところ、2021年に開催された東京五輪についての報道が続いている。

 

 日本の新型コロナ“第5波”の主流となった、デルタ株の亜種「AY.29」について、東京オリンピック・パラリンピックの開催で、海外に広がっていた可能性が分かった。8月4日までに、東京大学医科学研究所付属ヒトゲノム解析センターの井元清哉教授が、論文を通じて発表している。

 

 

 井元教授は、東京五輪が開催された2021年7月から2022年1月までの、世界中のウイルスの遺伝情報を解析。発生源を調べたところ、「東京やその周辺地域から拡散したと考えられることが分かった」とし、五輪開催により日本が拡散させた可能性について、「否定することはできなかった」と発表している。

 

「反対意見も多かった中、五輪はコロナ禍において、半ば“強行開催”されました。ウイルスが拡散する懸念は、当時から聞かれていましたが、この発表に世論は“言わんこっちゃなかった”というのが正直なところでしょう」(全国紙記者)

 

 さらに、東京2020パラリンピック開会式の楽曲を担当した音楽プロデューサーであるSeihoにも“醜聞”が。30代のミュージシャン女性が、Seihoから性被害を受け、2022年7月に警察に被害届を提出していた、8月8日、「文春オンライン」が報じている。警視庁渋谷署は、痴漢と同等の「迷惑防止条例違反」で捜査を開始しているという。

 

 報道によると、女性はレコード会社に勤める男性から両胸を鷲掴みにされ、Seihoに被害を訴えたところ、「胸、触られたん? こうやって?」と、Seihoからも被害を受けたという。レコード会社の男性は後日、行為を認め謝罪したが、Seihoは〈触ってないよ〉〈そんな記憶ない〉〈奢ったんだから触らしてや!って言ったのは覚えてる〉などとメッセージを送ってきたそうだ。

 

 開催から1年経っても続く、五輪に関連したショッキングなニュースに、頭を抱える声は多い。

 

《国際的なイベントの後に、こんな報道ばっかり。あんだけコロナ禍の中、強行開催して、やった意味あったの?》

 

《まだ叩けばホコリが出てくるんですね。日本国民として本当に悲しいです》

 

《『スポーツイベントに関わる人はみんな清廉潔白』みたいな話をしたがるけど、実際には汚い話ばかりになってる。もう、『スポーツに関わる事だけは神聖』みたいな考え方は止めて、いろいろ悪い事は取り締まってほしい。》

 

 五輪に関しては7月、組織委員会の元理事とスポンサー企業の間で金銭授受があったとして、東京地検特捜部が受託収賄容疑で強制捜査に乗り出している。

 

 これ以上のスキャンダルが出てこないことを望むがーー。

 

( SmartFLASH )

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