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野田聖子氏の夫「元暴力団員」と最高裁が認定で広がる波紋 ひろゆき氏は「夫婦揃っての嘘の主張がマズイ」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.08.10 17:32 最終更新日:2022.08.10 17:32

野田聖子氏の夫「元暴力団員」と最高裁が認定で広がる波紋 ひろゆき氏は「夫婦揃っての嘘の主張がマズイ」

内閣改造で野田氏は閣僚を離れることに(写真・AP/アフロ)

 

 野田聖子・地方創生相の夫が、過去暴力団員だったなどと報じた週刊文春と週刊新潮を相手取り、両社に1100万円の損害賠償を求めた2件の訴訟。最高裁は、夫側の上告を退ける決定を出し、波紋が広がっている。

 

「問題になっていたのは、『週刊文春』『週刊新潮』の2018年8月2日号の内容です。『文春』は『金融庁「圧力」疑惑の張本人 野田聖子〈総務相〉を操る元暴力団員の夫』とタイトルを打ち、野田氏の夫が野田氏に依頼し、仮想通貨関連会社と金融庁の面談を設定させ、金融庁に圧力をかけたと報じました。

 

 

 東京高裁は、判決のなかで『夫が野田氏の名前を使ってどう喝行為をした』といった記述には名誉毀損と認めましたが、夫が元暴力団員であることや、野田氏に頼んで面談を設定したことについては、『真実と信じる相当の理由がある』としています。結果、文藝春秋に55万円の支払いを命じた高裁判決と、新潮社への請求を棄却した高裁判決が確定しました」(政治部記者)

 

 判決をうけ、野田氏は8月10日にブログを更新し、《最高裁の判断は誠に遺憾》とつづった。野田氏は、報道が出た当初から、夫が元暴力団員とする報道を真っ向から否定。「夫を信じている。歯を食いしばって頑張りたい」などと発言していた。

 

 ブログでは、夫が暴力団に所属していたとされる時期について、当時の知人や勤務会社の関係者に事実関係を確認したとして、《当時、夫がごく普通の会社員として真面目に勤務し、プライベートも含め、暴力団として活動する余地などなかったこと、また、暴力団との関係もなかったことを明らかにしていただきました。》と説明。

 

 加えて、裁判に登場した証人についても言及した。《他方、週刊誌に頼まれて夫が暴力団に所属していたと証言をした人物(元暴力団組長※これが真実性に関する唯一の証人)については、昨年、京都府警が偽証罪の疑いがあるとして捜査を開始し、本年5月に至るまで熱心に捜査を続けてくださいましたが、残念なことに、当該偽証をした人物が死亡し、捜査は打ち切りとなってしまいました。ただ、本年7月、捜査を担当した捜査官の方からは、この人物が偽証をしたものと考えていたとの見解を頂いています。》と主張している。

 

《最高裁は法律審であり、上記のような事実を踏まえていないものであります。》と猛反論した野田氏だが、結果として、夫が「元暴力団員ではない」と証明し切ることができなかったということになる。ネット上では、最高裁判決に、衝撃を受ける人が続出している。

 

《最高裁の棄却で、高裁の事実認定が確定しちゃったわけで、相当衝撃的な出来事。女性初の総理としての目は消えたかな。》

 

《残念ながら過去は清算されないよ。しかも税金をもらってる仕事だからね。こうなったら国民にしっかり説明を。》

 

《いずれにしても、野田聖子を政治家として選んでよいか、という疑問に立ち入りますね。》

 

 実業家のひろゆき氏も、この話題に言及。「統一教会どころじゃないよね」としたうえで、私見を語っている。

 

《元暴力団員だと永遠に人権を認めないのもおかしいと思ってます。野田聖子議員の夫が「元暴力団ですが、反省して魚屋やってます」とかならまだ良いです。夫婦揃って「暴力団員では無かった」と嘘を裁判所に主張してるのがマズイと思ってます。》

 

「2011年にいまの夫と結婚した野田さんですが、元暴力団組員だったとは何度か報じられていました。今回の裁判をめぐり、野田さんは『夫は元暴力団員ではない』と強く否定し続けてきましたが、裁判の結果は伴わなかったようです。

 

 一時は女性初の総理大臣の芽もある、といわれた野田氏ですが、この判決で、さすがに道は遠のいたのでは」(同上)

 

 疑惑を払拭できなかった野田氏に、険しい道が待っている。

 

( SmartFLASH )

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