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詐欺で逮捕の「美人市議」若狭勝氏の“教え子”だった!「当時からビジネスに興味があると」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.08.11 14:43 最終更新日:2022.08.11 14:46

詐欺で逮捕の「美人市議」若狭勝氏の“教え子”だった!「当時からビジネスに興味があると」

選挙資金つくりのために写真集を自作したこともあるという吉羽容疑者(写真・東京スポーツ/アフロ)

 

 8月2日、詐欺容疑で逮捕された、大阪府寝屋川市の「美人市議」吉羽美華(よしば・みか)容疑者。

 

 仲間ら3人とともに、コロナ禍で収益が減った福祉・医療関係施設向けの公的融資を利用し、仲介は不要にもかかわらず、それを装って施設側に融資を受けさせ「手数料」を詐取した疑いがもたれている。

 

 

 しかもその際、吉羽容疑者は「寝屋川市議会議員」の名刺を切り、相手を安心させていたという。被害額は、十数億円にも上るとも報じられている。

 

 吉羽容疑者の市議としての月の報酬は、64万3000円。9月からこの報酬は差し止めとなり、吉羽容疑者が有罪となった場合は不支給となる。

 

 そんな吉羽容疑者について口を開いたのは、元衆院議員で弁護士の若狭勝氏だ。2017年、吉羽容疑者は衆院選に出馬し、落選。若狭氏は、このとき、吉羽容疑者と同じ希望の党に所属していた。

 

「二重の意味でショックを受けています。ひとつは一般論として、国民のひとりとして、現職市議が詐欺の疑いで逮捕されたということ。もうひとつは、彼女が2017年に衆議院選挙に立候補するにあたって、候補者選定の一環として彼女を『希望の党』の候補者に決定したということです」

 

 吉羽容疑者は、「輝照塾」という若狭氏主催の政治塾の塾生でもあった。そんな“教え子”の逮捕に、若狭氏は「残念極まりない」と肩を落とす。

 

「彼女は、輝照塾に来る前からすでに政治家としてやっていたので、まったく立候補もしたことのないほかの塾生に比べると、政治家としての活動とか選挙についての知識があったわけで、ほかの人よりははるかに、衆議院議員になる資格がけっこうあるなとは思っていました。

 

 性格的には、活発で活動的で行動的で、政治家としては、とくに女性の政治家としては、今後、かなり期待できるかなという感じで見ていましたけどね」

 

 さらに若狭氏は、吉羽容疑者が政治家活動以外にも“興味”を持っていたことを振り返る。

 

「当時、彼女は、実際にやっていたのかはともかく、ビジネスに関心があると、ちょっと小耳にはさんだことはあります。いずれにしろ、当時の彼女を知る身からは、今回のことは意外な感じがします。政治家は、個人差はあるにせよ、表と裏があるといわれますが、そういう、普通では見せない側面が今回、あらわれた可能性があるのではないかと思います」

 

 吉羽容疑者について語る若狭氏の声は、無念の情がにじんでいた。

 

( SmartFLASH )

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