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安倍元首相死去で学校に「半旗掲揚」求めた自治体が続々「忖度が蔓延している」明石市長がズバリ

社会・政治 投稿日:2022.08.12 17:15FLASH編集部

安倍元首相死去で学校に「半旗掲揚」求めた自治体が続々「忖度が蔓延している」明石市長がズバリ

「半旗掲揚は当然」と述べた仙台市の郡和子市長(写真・共同通信)

 

「『(半旗掲揚を)やりなさい』と受け止めるのが普通だ」

 

 安倍晋三元首相が亡くなった7月8日夜、仙台市からの依頼を受けた市教委が全188の市立小中高校などに、葬儀に合わせて12日まで半旗の掲揚を求める通知を出した問題で、8月21日付の地元紙「河北新報」は市内のある小学校の校長に取材し、当時の現場の困惑を報じた。

 

 通知の判断を下した郡和子仙台市長は、8月9日の記者会見で「弔意を表す半旗掲揚は当然」であり、自身と市の対応に誤りはなかったとしたうえで、掲揚は強制したのではなく各学校の判断に任せた、と述べた。しかし、市からの通知では「遺漏のない対応」を求めていた。

 

 

 要請は政府からは出ておらず、この校長は疑問を感じながらも、7月11日夕方と12日昼、半旗を掲げた。「半旗掲揚の理由を教職員や児童に伝えるべきだったが、時間がなかった。本来ならば説明する義務があった」と悔やむ。

 

 半旗掲揚を求めたのは仙台市だけではない。8月6日には、東京都教委も半旗を求める文書を都立学校全255校に送っていたことが報じられた。そのほか、山口県や川崎市、仙台市、北海道帯広市、大阪府吹田市、兵庫県三田市、福岡市などの教委も、掲揚を促していた。

 

 このことを、地方の首長はどう考えるのか。兵庫県明石市の泉房穂市長が見解を述べる。

 

「まず、弔意というのは個人の心の問題だから、他人に求めるのはおかしい。ましてや、政治的に中立であるべき学校現場に持ち込むのはよくない。仙台市長は会見で開き直っているけど、みっともない。通知するということは事実上の強制であり、それを否定するのは詭弁。

 

 国からの要請もないのに、なんでそんなことせなあかんの、と現場がとまどうのは当然。大人の思惑で、子供たちを振り回してはいけない」

 

 このような問題が起こるのはなぜか。

 

「忖度が蔓延しているということに尽きる。日本全国に忖度文化が広がり、ここまで来たかという感じ。とくに民主党系の市長は、議会の多数派である自民党に忖度する。自民党以上に自民党にすり寄るから。

 

 教育分野は、権限が市長部局、教育委員会、学校に分かれている。たとえば学校を作ったりするのは市長判断で、制服や校則を作るのは校長。半旗掲揚の判断は微妙で、明確にこの部署と決められているわけではない。いずれにしても、政府からの要請もないのに行動するのは忖度。教育委員会に対して市長部局が動くというのは、どうしちゃったのという感じ」

 

「一強多弱」のしわ寄せが、私たちの身近に及んでいるということか。

 


( SmartFLASH )

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