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「いきなり!ステーキ」業績不振で社長退任も後任は長男 囁かれる「身内びいき」「会社存続は怪しい」の声
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.08.16 16:27 最終更新日:2022.08.16 16:48
「いきなり!ステーキ」を運営するペッパーフードサービスは、8月12日付で創業者の一瀬邦夫社長が、業績不振の経営責任を明確にするという理由により辞任した。一瀬氏は取締役も退き、長男の一瀬健作副社長が、後任の社長に昇格した。
同社は量り売り方式のステーキ店が話題を集めて急成長し、一時は米国にも進出。だが、出店拡大などが裏目に出て収益が悪化。事業売却で再建を目指したものの、新型コロナウイルス第7波による客足の減少などで、2022年12月期決算(単体)の純損益予想を10億9000万円の赤字に下方修正していた。
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「『いきなり!ステーキ』は、創業者の一瀬邦夫氏の手により、2013年、銀座4丁目に1号店をオープン。手軽な価格でステーキが食べられるとあって、店に行列ができるなど熱狂的なブームを巻き起こしました。
ところが、新規出店ペースが速すぎて、全国500店舗を超えたところで店舗同士が顧客を取り合い、2018年からは売り上げが減少し始めます。2019年には売上高675億円ながら赤字に転落し、不採算店の閉鎖が増加。2020年には業績堅調だったグループの『ペッパーランチ』をファンドに売却するほど苦境に陥っていました。
2021年には、大幅な値上げを実施して客離れを起こしています。人員削減や不採算店の撤退を進めていたものの、コロナ禍の影響や物価上昇、円安が業績回復の大きな足かせとなって、直近の売上高は200億円を切り、赤字が続いています。8月12日には、株主優待の廃止も発表され、株主の怒りを呼んでいます」(経済部記者)
まさに創業者社長によるジェットコースター的経営の典型といえるが、その長男が後任社長となることに、ネット上では今後の経営を悲観する声が多く上がっている。
《本当に責任を取る気なら、息子ではなく、本当に実力のある他の役員を社長にするはずだが、身内びいきで実力の無い息子を社長にした時点で、再建は失敗に終わることが確定だと思う》
《いっそのこと、ご子息では無く、現場を知る従業員出身や全く別のプロ経営者を新社長に据えた方がチャンスがあったのでは、ないでしょうか?》
《まあ本当に長男氏が能力があり取得したものならばいいですが、ただの世襲なら会社存続は怪しいね》
《ん?、経営責任を明確にするとして辞任するのに、経緯はわからないが後任が身内となると責任をとって辞任とは感じない》
経営を立て直すことができるかは、2代目社長の手腕にかかっている。
( SmartFLASH )