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小泉進次郎元環境相が国対副委員長に「雑巾がけ」を引き受ける姿に「心意気はお見事」「国会審議がストップしそう」賛否両論

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.08.25 16:55 最終更新日:2022.08.25 16:56

小泉進次郎元環境相が国対副委員長に「雑巾がけ」を引き受ける姿に「心意気はお見事」「国会審議がストップしそう」賛否両論

 

 自民党は、小泉進次郎・元環境相を国会対策(国対)副委員長に起用する調整に入った。小泉氏本人が「勉強したい」と希望したという。8月中に正式決定する。

 

 国対副委員長は10人以上おり、担当する常任委員会ごとに、法案審議日程の調整や他党との交渉にあたる。メディアへの露出は少なく「雑巾がけ」「裏方仕事」ともいわれるポスト。小泉氏は当選5回。党青年局長や筆頭副幹事長を歴任し、安倍政権下の2019年には環境相として初入閣を果たしている。閣僚経験者が国対副委員長に起用されるのは、異例だ。

 

 

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏が言う。

 

「国対副委員長は通常、大臣になる前に経験するポストです。国対の仕組みを学ぶことで与野党の人脈を広げ、根回しや調整で汗をかき、官僚ともつきあうなど、いろいろな人に頭を下げて、知見を広げていく役職です。

 

 小泉氏は、若くして閣僚に抜擢され、環境大臣在任中は、発言が『ポエムみたい』と言われてしまったこともありました。ポストのやり場に困っているんでしょう。大臣はやってしまったし、専門がどこかにあるわけではない。派閥にも入っていない。選挙の応援以外、使い道がないと思われてしまっているのではないでしょうか。

 

 頼みにしている菅義偉(よしひで)前首相も、岸田政権下では存在感を示すことができていません。国対をやれば、官僚や自民党内の動き、それから法案を通す優先順位、野党がなにを望んでいるか、といった“政局勘”は身につきます。その点で、一から汗をかくつもりなのでしょう」

 

 小泉氏を国対副委員長に起用する方針が報道されると、ネット上では「勉強したい」という姿勢への評価と、職務遂行に対する心配の、双方の意見が渦巻いた。

 

《その心意気はお見事です》

 

《ずっと中身の無い人寄せパンダでいさせるよりかはダメ元で化ける可能性に掛けてみるのはありだと思います》

 

《鍛えなおして もっと国民の苦労をしっかりと噛みしめて欲しい》

 

《何を言っているかわからないという理由で、国対レベルで国会審議がストップしそう》

 

 いま一度、存在感を発揮できるか。政治家として本当の力が試されることになりそうだ。

 

( SmartFLASH )

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