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島津製作所子会社「タイマー」仕掛けて故障装い約228万円の部品交換に「都市伝説が実在した」驚きの声
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.08.26 06:00 最終更新日:2022.08.26 06:00
8月25日、「東京新聞」が報じた、ある企業の不祥事に注目が集まっている。
問題となっているのは、分析機器や医療機器を手掛ける島津製作所が製造した、医療用エックス線装置だ。
報道によれば、熊本県内の公立病院に納入したこの装置に、保守と販売を担う子会社の島津メディカルシステムズの熊本営業所の幹部社員が、回路を遮断するタイマーを2017年に仕掛けていたという。後日、装置からエックス線が出なくなると、病院は主要部品の交換を求められ、病院は約228万円を支払った。実際には、装置は故障していなかったとみられている。島津製作所は「東京新聞」の取材に対し、社内で調査をしていることを認めた。
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この報道が出るや否や、ネット上では、大きな反響を呼んでいる。
《基盤や部品を設計・製作する技術畑がいる訳でしょ? って事は組織ぐるみじゃん!》
《おいおい、こんな仕込みがリアルであるんだ》
《冗談じゃ無くてガチでソニータイマーを実践しちゃったアホ企業》
《ソニータイマー的なやつ実在してたんだ…島津タイマー》
しばしば言及される「ソニータイマー」とは何なのか。
「ネット上で一時期、盛んに議論されていた都市伝説ですよ。『ソニーの製品は、顧客に買い替えてもらうために、一定時間が経過すると壊れるようになっている』というジョークの一種です。
しかし、過去にはこれを本気で信じる人たちも一部で存在し、2007年の株主総会で、当時の中鉢良治社長は、『品質、価格、供給の3点のバランスがたまたま崩れ、迷惑を掛けることはある。ソニータイマーと言われていることは認識している』と発言しました。
現在では、品質を揶揄する際に冗談として使われることはありますが、これを本気でやるメーカーが現われるとは……。しかも、保守点検をおこなう社員が設置したとなると、信用は地に落ちましたね。冗談では済まされません」(ITジャーナリスト)
ものづくりを担う企業として、矜持はないのだろうか。
( SmartFLASH )