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デビュー19連勝「最年少プロ棋士」藤井聡太四段は超天然

社会・政治 投稿日:2017.06.01 11:00FLASH編集部

デビュー19連勝「最年少プロ棋士」藤井聡太四段は超天然

 

 昨年12月のプロデビュー戦で現役最高齢の「ひふみん」こと加藤一二三(ひふみ)九段(77)を破った最年少プロ棋士の藤井聡太四段(14)。先月には非公式戦ながら羽生善治三冠(46)を破り、元祖・天才棋士をうならせた。5月25日には竜王戦6組で勝利し、デビュー19連勝を飾った。

 

 本誌は愛知県内にある藤井四段の自宅を訪ねた。朝8時半、中高一貫校の中等部に通う藤井四段が学ラン姿で母の裕子さんと玄関先に。慌てている。

 

「すみません、ちょっと寝坊しちゃって」と裕子さん。いつもは自転車で最寄り駅まで通うが、この日は車で送るという。送迎を終えて戻った裕子さんの口からは、藤井四段の意外な一面が……。

 

「家族でよくトランプの大富豪をしますが、聡太が家族でいちばん弱いんです。オセロもそんなに強くないんです。『将棋とは違う』と本人は言ってますが……。好きなアイドルですか? いないと言ってます。興味がないみたい。恋バナ? それも全然ありません(笑)」

 

 そんな藤井四段が将棋と出会ったのは5歳のとき。祖父母が相手だったが、2人はすぐに白旗を上げる。そこで、聡太少年は近所の「ふみもと将棋教室」に入門した。同教室の文本力雄さんの話。

 

「5歳から小学4年まで通っていました。いつも将棋のことを考えている少年でしたね。入浴時には浴室のタイルを将棋盤に見立てて、駒を進めるイメージを描いていたそうです。負けたときは号泣しますが、しばらくするとケロッとして将棋を始める子供でした」

 

「100年に一人の逸材」(文本さん)といわれる藤井四段が午後4時に帰宅。しかし最寄り駅とは逆方向から歩いてくるではないか。聞けば、はにかんで「散歩しながら帰ってきました」。ときどき散歩をしたくなるという天才棋士に、玄関前でインタビューをした。

 

――プロになって変化は?
「(しばし宙を見据え)内容がある将棋をしないといけないという責任感が生まれました」

 

――周囲の反応はどうですか?
「(ちょっと考えて)とくになにも。たまに電車で声をかけられますけど、頭を下げて挨拶をします」

 

――連勝街道驀進中ですね。
「(嬉しそうに)連勝はあまり意識していないですけど、嬉しいです」

 

――好きな数学は将棋に役立ってる?
「(答えに迷うこと約10秒)どうなんでしょう……。加藤(一二三)先生は『将棋は文系の頭がいい』とおっしゃっていますけど」

 

 終始うつむきながら小声で答えてくれた藤井四段に、あえて質問した。

 

――取材は苦手みたいですね?
「あまり得意ではありません(苦笑)」

 

 即答する素直な14歳。かつて、対局したホテルに着替えすべてを忘れてきたり、自宅から大阪までの電車の時刻表を暗記したという仰天エピソードもあわせ持つ。幼稚園時から「将棋の名人になりたい」と語っていた。夢の実現はそう遠くない。

 

(週刊FLASH 2017年5月23日号)

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