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「マスク批判」連投の猪瀬直樹議員、国会内でノーマスク姿の“有言実行”も同僚議員からたしなめられる

社会・政治 投稿日:2022.10.08 18:42FLASH編集部

「マスク批判」連投の猪瀬直樹議員、国会内でノーマスク姿の“有言実行”も同僚議員からたしなめられる

議場内でノーマスクの猪瀬議員

 

 猪瀬直樹参院議員が、臨時国会が召集された10月3日以降、マスク着用の問題について発信を続けている。

 

《岸田総理、外国人にはマスクなしで応対し、国内向けではマスクする、ダブルスタンダードだね》

 

 

 政府見解では、屋内でも十分な換気など感染防止対策を講じている場合は、マスクを外すことができるとされているが、岸田首相は、感染対策がなされた議場内でもマスクを外すことはない。

 

 7日、浅田均参院議員の「なぜマスクをつけているのか」という質問に対し、岸田首相は「このように答弁をおこなう際には、飛沫やエアロゾルが発生することからマスク着用が推奨されています」と答えている。

 

《誰かが先頭を走らないと進まない。僕が言い続けますから》

 

 10月6日、本誌が目撃した猪瀬議員は、10月3日のツイートどおり、脱マスクを率先して実行していた。

 

「11時30分ごろ、大あくびする猪瀬議員の姿を見て、『あれ、ノーマスクだ』と気づいたんです。二階俊博さんや麻生太郎さんなど、“あごマスク”姿の議員はたまに見かけますが、ノーマスクは珍しいですよね」(政治部記者)

 

 とはいえ、参議院では、議場内ではマスクを着用するという与野党の申し合わせがある。このあと、同じ日本維新の会の東徹参院議員が猪瀬議員の耳元で何かささやくと、猪瀬議員はしぶしぶマスクを着けたのだった。

 

「参議院では規則が厳しく、記者やカメラマンが鼻をマスクから出していると、すぐに衛視がやってきて注意されます。国会議員だけが、ノーマスクなのは不公平ですよね」(前出・記者)

 

 猪瀬議員の働きかけもあって、10月3日の衆議院議院運営委員会理事会では、冒頭で出席した議員がマスクを外して写真撮影がおこなわれた。

 

《国会へ行って驚いた、みんなマスクをしている。少なくとも発言するときぐらいは、外そうよ、と言って歩きました。「令和のちょんまげ」と海外から鎖国の珍風景と思われているのですからね》(10月3日の猪瀬議員のツイート)

 

 猪瀬議員のリーダーシップで、一日も早い“脱マスク”を実現してほしい。

( SmartFLASH )

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