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【旧統一教会問題】岸田首相、「推薦確認書」調査せずで「やる気なし」の大合唱…被害者救済新法も先送りへ

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.11.02 21:30 最終更新日:2022.11.02 21:30

【旧統一教会問題】岸田首相、「推薦確認書」調査せずで「やる気なし」の大合唱…被害者救済新法も先送りへ

オーストラリアでコアラを抱く岸田首相(10月22日、写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

 

 自民党議員が、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関連団体と事実上の “政策協定” となる「推薦確認書」を結んだり、推薦状を受領していたことが次々と明らかになっている。

 

 この問題について11月1日、政府は再調査しない方向だと報じられた。東京新聞が首相あてに質問したところ、「自民党は所属国会議員による点検結果を取りまとめ、既に公表している」としたうえで、「議員本人が説明すべきものと考える」と再調査を否定する回答が寄せられたという。

 

 

 同紙はさらに「候補者は選挙にあたって政策分野を含めてさまざまな団体と書面のやりとりを行っている」とのコメントも報じている。

 

「10月30日に発表された共同通信の世論調査では、推薦確認書について『自民党が調査を行うべきだ』と答えた人の割合が82.4%にも上りました。それなのに再調査しない方針だというのですから、批判を受けるのも当然です」(政治記者)

 

 実際、SNSでは自民党に対し、「やる気がなさすぎる」との声があふれている。

 

《やっぱりムリだと思った。他の心ある議員たちでなんとかできないものだろうか、、》

 

《岸田氏では駄目だ。自民党ではどうにもならない。やっぱり私たち一般人が自民党を廃す必要がますます強くなる》

 

《結局やってるフリ~。岸田は言うだけで、結局なーにもやらない》

 

「11月2日には、かねて旧統一教会との関連が指摘されてきた山際大志郎議員が、コロナ対策本部長に就任。山際氏は、旧統一教会との関係が相次いで発覚したうえ、『記憶にない』という答弁を繰り返したことで、経済再生担当大臣を辞任したばかりです。

 

 また、前日の1日には、自民党が公明党とともに、旧統一教会の被害者救済の法整備について、先送りを提案しました。旧統一教会問題の解決に自民党が尻込みしているような報道が相次いだことで、SNSでは批判の声の大合唱となっているのです」(同)

 

 11月1日、山田賢司外務副大臣が、推薦確認書に署名していたことを「中身をよく読まずにサインしてしまった。大変軽率で深く反省している」と謝罪した。しかし、山田議員は麻生派で、同じく麻生派の山際議員に引導を渡したばかりの岸田首相は、簡単に切れないのではないかとの報道も出ている。

 

 収拾のめどが立たない旧統一教会問題。実態解明はまだまだ遠そうだ。

( SmartFLASH )

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