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【迷惑路駐】注意したバス運転手に「なんだ社員のくせに」…謝罪したバス会社にも「冷たさに失望」と矛先が
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.11.09 16:19 最終更新日:2022.11.09 16:21
狭い道に路上駐車していたドライバーと路線バスの運転手が口論している動画がTwitterに投稿され、話題となっている。
動画は、路駐していたドライバーが撮影したもので、車の横には路線バスが止まり、バスの運転手が乗降口の前に立っている。ドライバーが「ちょっと、下がってくんない」とバス運転手に声をかけると、運転手は「いや、お前がバックしろよ!」と怒り気味に返答。
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すると路駐車の同乗者らしき人物が「お前、なんだよ、その口の利き方、社員のくせに」と騒ぐ。その後も両者の言い合いが続き、最後は運転手がバスに乗り込むところで終わっている。
11月3日に投稿されたもので、投稿者は、
《ハザードつけて路上駐車してたらバスの運転手にクラクション鳴らされまくって怖かった。#あおり運転 #関東バス》
と、ツイートしている。
動画が拡散されると、すぐに場所が特定され、東京・中野区内の一方通行の狭い道であることが判明。SNSでは、
《こんな狭い所に路駐するな 大型車は通れないんだよ 路駐のせいでバスが遅れたらお客さんに迷惑がかかるんだよ。動画なんか撮ってる暇あるならとっとと車どけろよ》
《道交法もう一回勉強し直せ お前みたいなハザードつけりゃ何してもいいと思ってるのが増えて困ってるんだよ》
と、路駐のドライバーを非難する声が渦巻いている。また動画を投稿したアカウントの投稿がこの1つだけで、いわゆる “捨てアカウント” であることにも
《捨て垢で世論を味方につけようって考えがクソ過ぎる》
と、多くの批判がある。
この件を報じた「J-CASTニュース」11月8日の記事では、バス会社に取材。バスは現場に10分ほど足止めされており、クラクションを鳴らしてもドライバーが車からまったく出てこなかった、としている。
そしてクラクションを鳴らしたことに「間違っている行動でしたので指導しました」「クラクションを鳴らせば、口論になってしまいますので、適切だったとは思っていません」というコメントを紹介。一方、車のドライバーから営業所にも連絡があり、謝罪したと報じている。
これに対してSNSでは、
《これはバス会社は謝罪をするべきではなかったと思うよなぁ。会社として、の立場があり考えたんだろうけど》
《バス会社の冷たさに失望した。どう考えても路駐が悪いんだから、堂々とバス運転手守って欲しかった》
《なぜ謝るんだよ関東バスは社員を守れよ。どちらが悪いかもわからないのか?》
など、バス会社の対応を批判する声も少なくない。会社は謝罪したものの、SNSでは迷惑路上駐車側に怒りの矛先が向けられている。非常識な路駐は避けてほしいところだ。
( SmartFLASH )