社会・政治
コロナ接触確認アプリ「COCOA」機能停止へ 陽性者と接触しても通知が来ないお粗末さに「意味不明」大批判
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.11.12 21:52 最終更新日:2022.11.12 21:54
河野太郎デジタル担当相が9月に機能を停止する方針を明らかにしていた、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」。厚生労働省とデジタル庁は11月11日、COCOAの機能停止版を17日から順次、配信すると発表した。厚労省は必ずアプリのアップデートを適用し、機能停止手続きをおこなって、アプリを削除するよう求めている。
COCOAは2020年6月に開始され、延べ4120万件がダウンロードされたというが、導入当初からトラブルが報告されてきた。2020年9月のアップデートでは、アンドロイド端末の場合、コロナの陽性者と接触しても通知が届かない、という致命的な不具合が発生。しかも、厚労省はこの不具合を翌年2月まで約4カ月間も放置しており、業者まかせのずさんな管理に批判が集まった。
【関連記事:コロナ接触アプリ「COCOA」の経費は13億円…松野官房長官「それでも効果あった」に憤怒の声「ムダすぎる!」】
また、アプリ開発にかかった費用は3億9000万円とされており、「税金の無駄遣い」とも指摘されている。
《いつ接触したかの記録表示が曖昧過ぎて、効果が微妙なツールでした》
《なんの為にアプリ作成したのか意味不明》
《インストールしてる人が少ないから余り機能していないなぁ。》
《何から何まで、お粗末》
《これに何億円の税金を費やしたのでしたっけ?》
ネット上では、かかった費用ほどの効果があったのか、COCOAを疑問視する声が上がっている。
「9月末から実施された全数届出の見直しによって、COCOAの効果が限定的となるため、今回の機能停止が決定しました。しかし停止させるのに、アプリをさらにアップデートして手続きをする必要があるので、そのわずらわしさについても批判が集まっています」(週刊誌記者)
少なくとも今後、この“失策”をきちんと検証していってほしいものだ。
( SmartFLASH )
今、あなたにおすすめの記事
【河野太郎に関する記事】
・またも発動!岸田首相の伝統芸「アクセル踏みながらブレーキ」旅行支援中なのに「行動制限」EV普及させたいのに「走行距離税」マイナカードなくても「保険診療」の愚愚愚
・マイナカード「いちいち国民に聞いて進めるものではない」発言に怒り殺到…保険証との一体化は「反対」49%
・マイナ保険証へ切り替えで注目の株20…「NTTデータ」「マネーフォワード」など“関連銘柄”を一挙公開
・岸田首相と河野大臣で発言内容がブレる「マイナ保険証」不透明な政府の方針に違和感持つ国民が続出!
・出産は「クーポン10万円」、節電は「2000ポイント」、マイナカードは「2万ポイント」…政府の経済対策に「家電量販店かよ」の声