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萩生田政調会長「岸田内閣は信頼回復に全力を」鈍感発言にSNS憤怒「お前が言うな!」自身の「政治とカネ」疑惑は華麗にスルー
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.11.22 18:50 最終更新日:2022.11.22 18:50
「政治とカネ」の問題で事実上、更迭された、寺田稔前総務相。1カ月で3人も辞任した岸田文雄内閣には、厳しい視線が注がれているが、そんななかで11月21日におこなわれた、自民党の萩生田光一政調会長の発言に、批判が殺到している。
この日、視察先の横浜市で報道陣の取材に応じた萩生田氏は、寺田氏の辞任について「政治資金規正法を所管する総務大臣として、自らの疑惑の説明が国民にわかりづらいところがあった」と指摘。
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続けて「(大臣)3人が辞任をするということが続いたわけですから、国民の皆さんの信頼を回復するためにもですね、岸田内閣としてはお約束のひとつひとつを、しっかり結果を出して、そして信頼回復に全力を挙げるべきだと思います」と語った。
だが、この発言に、SNSは憤怒の声で溢れかえった。
《こんな事を言って「お前が言うな!」とか言われるなぁ…と思わないのか?本当に神経疑う…。自分の事は終わったと思ってるのか?まだ終わってないぞ!信頼回復のためにあなたも辞めるべきです。》
《信頼を落とす原因である張本人が他人事のように宣ふこの鈍感力、面の皮の厚さよ 多くの国民におまゆうツッコミされてトレンドになっててワロタ》
《どの口が言う?この当事者意識の無さは常軌を逸している。まるで泥棒の主犯が「犯人逮捕に全力を」と願っているみたいだ。》
萩生田氏といえば、夏の参院選以降、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係の深さを指摘されてきた人物だ。加えて、つい最近も政治資金収支報告書をめぐる問題を起こしている。
「ちょうど発言と同じ21日、萩生田氏が代表を務める政党支部が、2021年分の政治資金収支報告書に、すでに亡くなっていた社長の名前を、献金元の企業代表者として記載していたことが『毎日新聞』によって報じられました。萩生田氏側は誤りを認め『事務的なミスで、速やかに訂正する』としていますが、これでは『信頼回復』発言が、盛大なブーメランとなったと言われても仕方ありません」(政治担当記者)
自身の疑惑は華麗にスルーし、岸田内閣にアドバイスを送った萩生田政調会長。まずは自分の足元から見直すべきではないだろうか。
( SmartFLASH )