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熊本城が突如“意思”を持ってTwitterに発言しまくり! フォロワー5倍の人気ぶりを“中の人”に聞いた
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.11.22 20:00 最終更新日:2022.11.22 20:00
《どうも、最強の城です。(つぶやき始めます)》
10月17日、突然そう名乗りを挙げ、人格を得たかのようなツイートを繰り返しているのが、熊本城の公式Twitter。夕焼けの光を浴びたり、ライトアップされたりした城の写真を「自撮り」と呼ぶなどのつぶやきで話題を集め、1カ月でフォロワー数はそれまでの5倍、5万人を突破した。
《おはようございます。ハッピーラッキーラブスマイルピースドリームでいきましょう。》《一心不乱に休んでください。良い日曜日を。》などなど、ユニークなつぶやきを繰り返す熊本城の“中の人”に話を訊いた。なお、中の人のTwitter以外の業務、年齢、勤続年数、性別などはすべて極秘ということを条件に、取材が許可された。
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――熊本城が、人間のようなつぶやきを始めた理由を教えてください。
「熊本城をもっと身近に感じてほしいと思ったからです。とくに、若い人にお城への興味を持っていただければうれしいです」
――ユニークな文体が話題を呼んでいますが、1ツイートの作成に要する時間などを教えてください。
「思いついたものをすぐにツイートすることもありますが、1日以上寝かせ、見直してからツイートすることが多いです」
――反響などは感じますか?
「熊本城がここまで注目されることあまりないので『うれしい限り』といった感じです」
――ツイートの運用ルールなどはあるのでしょうか。
「つぶやきを始める前に作成した運用ルールはありますが、通常は好きなようにさせていただいています。自分の判断だけでは難しいところは、上の者にその都度相談しています」
――フォロワー数が5万人を突破しましたが、リツイートなどの反響はどうでしょうか。
「以前は多くても20リツイートほどでしたが、いまは1000を超えるリツイートをいただけることもあります」
――最後に、熊本城として、ご自身の魅力、取材を受けた感想などをお願いします。
「熊本城といえば、やっぱり石垣や何度も折れ曲がる通路など『最強』の所以である防衛システムが見どころです。そして、震災から復旧していく様子もぜひ見ていただきたいです。ほんと、逆に考えてみてください、復旧中の城って、めっちゃレアですよ? 取材していただいてありがたいです。この最後の無茶ぶりにはしびれました」
最強の城、熊本城に「上の者」がいるのは気になるが、そのつぶやきにはこれからも要注目だ!
( SmartFLASH )