社会・政治
松本総務大臣、居眠り指摘に「目を細める癖がある」と苦しい言い訳…思い出される居眠り議員たちのトンデモ弁解
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.11.25 21:26 最終更新日:2022.11.25 21:35
国会での居眠りを指摘されていた、松本剛明総務大臣。11月24日には、野党の追及に対し、「あまり目が大きいほうではない。考えるときに目を細める癖がある」などと苦しい言い訳を披露した。
「ずっと質疑を拝聴させていただいていたつもりだった」とも語ったが、野党の反論をうけ、一転陳謝。「今後そのようなことのないよう、緊張感を持って審議に臨みたい」と語っている。
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「松本大臣は、“政治とカネ” をめぐる疑惑で辞任した寺田稔前総務大臣の後任として、21日に就任したばかりですが、すぐさま政治資金規正法違反の疑惑が浮上しました。
22日の『しんぶん赤旗』は、松本大臣の政治資金パーティーについて、会場収容人数を大幅に超えるパーティー券を販売していたことを報じています」(政治記者)
疑惑に加え、新大臣として参加した参院本会議でさっそく居眠り。あげくの果て、「目を細める癖がある」というトンデモ言い訳を繰り広げた松本大臣に、SNSでは批判が殺到している。
《議員として、大人として、いやまずヒトとして恥ずかしくないか、その言い訳は》
《こんなアホな言い訳が通ると思っていた大臣で議員に、年数千万円もの報酬と手当を払う必要あるだろうか。情けない。》
《言い訳するにしても、お粗末過ぎる 居眠りしてすみませんでしたってどうして言えないのか》
松本大臣の発言で思い出されるのが、過去に議場で居眠りを指摘された議員たちのトンデモ弁解だ。
2020年9月、広島県安芸高田市でいびきをかいて寝ていたと指摘された武岡隆文市議は、報道陣に対し「一過性の脳梗塞で意識を喪失していた。居眠りではない」と反論。
2021年11月放送の『イット!』(フジテレビ系)で居眠り姿を捉えられた神田義行さいたま市議は、「ちょっとうとうとしたというのは一瞬あったかもしれない。長い時間じゃないですけどね。多少集中力が欠けていた部分はあったと思います」と歯切れの悪い返答だった。
2022年6月には、千葉県市川市議会で居眠りする議員が続出していると同番組が報じ、市民から苦情が殺到。9月にはYouTubeで議場の様子を配信するという対策が取られたが、それでも議員の居眠りは止まらなかった。
批判に対し、現役議員からは「そもそも眠くなるような本会議がおかしい」「『居眠りするな』なんて子供みたいで賛成できない」との不満が語られた。
議員に払われる給料は税金だ。いったい何のために政治家になったのか、よくよく考えてもらいたい。
( SmartFLASH )