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秋葉復興相「影武者選挙」「旧統一教会との関係」追及に「記憶にない」連発 山際前経済担当相と同じ対応に批判殺到

社会・政治 投稿日:2022.11.29 22:25FLASH編集部

秋葉復興相「影武者選挙」「旧統一教会との関係」追及に「記憶にない」連発 山際前経済担当相と同じ対応に批判殺到

(写真・つのだよしお/アフロ)

 

 いまや、野党から「疑惑のコンビニ」とまで呼ばれる秋葉賢也復興大臣への、批判の声がとまらない。

 

 2022年8月10日の第2次岸田改造内閣で、初めて大臣に就任した秋葉氏だが、就任早々「政治とカネ」の問題が浮上した。

 

 8月19日、秋葉氏が代表を務める仙台市の政党支部が、事務所の家賃を秋葉氏の妻宛に支払っている、と「FRIDAY」が報じた。さらに、政党支部に隣接したプレハブの建物には後援会が入っているが、その家賃は秋葉氏の実母に支払われているという。政治資金を還流させている、と取られてもおかしくない行為だが、支払い総額は10年間で1400万円以上。ほかにも、秋葉氏の妻の兄が代表を務める政治団体に、この政党支部が600万円を寄付した、という報道もある。

 

 

 11月に入ると、今度は秋葉氏の秘書だった複数の人物が、同誌に「金銭を受け取って秋葉氏の選挙運動をおこなった」と発言。秘書には出納責任者も含まれており、事実ならば秋葉氏の議員当選が無効になる可能性もある、と報じられた。秋葉氏は11月25日の記者会見で「秘書2人への金銭は選挙運動の対価ではなく、公職選挙法で認められた車上運動員としての対価だった」などと反論している。秋葉氏の選挙に関しては、本人以外の人物がたすきをかけ、“影武者”として選挙運動に臨んでいた疑惑も報じられている。

 

 そして極めつきは、11月25日に「朝日新聞」が報じた、秋葉氏と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係だ。8月の大臣就任時、旧統一教会との関係について「関係団体に会費を支払ったり、選挙応援を受けたりということもいっさいない」と明言していた秋葉氏だが、旧統一教会友好団体と同住所の団体に2021年7月、「会費」を支払っていたことが、政治資金収支報告書で明らかになったのだ。このことを国会で追及されると、秋葉氏は「記憶にない」「記録も残していない」を繰り返すばかり。自身の進退については「丁寧にやらせていただいております」と語った。

 

「秋葉氏は『国会での丁寧な説明をさせていただく必要がある』として、11月27日に予定していた東日本大震災の被災地・福島への視察を“ドタキャン”しました。自身の都合で視察をキャンセルするという、復興担当大臣にあるまじき対応にくわえ、国会で『記憶にない』など煮え切らない発言を繰り返す姿勢から、与党内でも秋葉氏への風当たりが強まっています」(政治担当記者)

 

「記憶にない」で思い出されるのが、10月24日に事実上の「更迭」という形で経済再生担当大臣を辞任した、山際大志郎氏だ。旧統一教会の韓鶴子総裁と収まった集合写真が明らかになった際、山際氏は「覚えていない」「資料がない」と発言していた。

 

 そんな山際氏と、まったく同じ今回の秋葉氏の態度に、ネット上では批判があふれている。

 

《「国会での答弁」ではなく「国会での言い訳」でしょ》

 

《どうせ説明できないんだから 説明しなくていいです そんなことより とっとと議員辞職してください》

 

《被災地には影武者行かせればいいんじゃない? 選挙も手伝ってくれるし、パフォーマンスもしてくれるんでしょ?》

 

 秋葉氏同様、「丁寧に説明を」と、煮え切らない弁解を繰り返す岸田文雄首相にも、さらなる批判の矛先が向きそうだ。

( SmartFLASH )

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