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200億円の賭けに勝利したサイバーエージェント藤田社長…“ウマ娘御殿” では住民の怒り買った過去も

社会・政治 投稿日:2022.12.03 14:25FLASH編集部

200億円の賭けに勝利したサイバーエージェント藤田社長…“ウマ娘御殿” では住民の怒り買った過去も

 

 日本が決勝トーナメントに駒を進めたことで、よりいっそう盛り上がりを見せるW杯

 

 そんなW杯の全64試合を “無料中継” しているのが、サイバーエージェントが提供するインターネットテレビ局「ABEMA」だ。

 

「同社はW杯放映権の獲得に150億円から200億円を支出したと報じられています。それほどの大金を投じた結果、アクティブユーザー数は初戦のドイツ戦で1000万、コスタリカ戦では1400万を超え、スペイン戦では2000万を超えたという声もあり、大反響。

 

 

 同社の時価総額も右肩上がりといいますから、“賭け” に成功したといえるでしょう」(週刊誌記者)

 

 そんなサイバーエージェントを率いるのが、「IT業界の雄」と言われる藤田晋社長。

 

 サイバーエージェントというと、同社の子会社が開発した、競馬を少女キャラクターにより擬人化したゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が大ヒットし、2021年度の通期決算では、売り上げが6664億円と過去最高を記録。

 

 同年、「ウマ娘」は推定1295億円の売り上げで、この額は国内モバイルゲームのなかでダントツだ。また、テーマソング『うまぴょい伝説』はSNS上を席巻し、楽天イーグルスの選手たちがこの曲に乗ってダンスパフォーマンスを披露するなど、社会現象にもなっている。

 

 確実に “風” を捕まえている藤田氏だが、本誌は自宅の建設をめぐってのトラブルを過去に報じている。

 

 10月、神奈川県葉山町の住民は、本誌にこう明かしている。

 

「こんなに広い敷地での工事なのに、挨拶ひとつないんです。工事業者が来て、工程表を置いていっただけ。いまだに、どなたがここに住むのか知らされていません」

 

 その住宅街の一角を占める広大な更地で、2022年5月から突如、建設工事が始まった。現場の看板には「葉山F邸 新築工事」と記されている。敷地面積は、なんと2729平方メートル(826坪)にも及ぶ。

 

「ここは以前、自動車部品工場の寮や住宅があった場所でした。その寮が壊され、周辺の家も買われて、しばらくだだっ広い空き地だったんです。複数の会社が、土地を転売しているという噂もありました。それがある日、急に工事が始まったんです」(同前)

 

 町内会でも話題になったと、別の住民も語っている。

 

「『いったい何ができるんだ? マンションなどが建設されると困る』という声が、町内会で上がりました。そこで町内会長が工事業者に要望し、住民説明会が開かれたんです。

 

 我々としては、この地域は風致地区で高さ制限があるため、マンションなどを建てないよう求めました。

 

 業者は『あくまで個人宅です』と言うので、一応みんな安心しましたが、誰が住むのかについては、『個人情報だから明かせない』の一点張り。やはり不安は拭えません」

 

 この土地を購入した人物こそ、藤田氏。当時、不動産登記簿を確認したところ、驚くべきことに抵当権は設定されておらず、現金で一括購入したとみられる。

 

 この一帯は、坪単価約120万円。コロナ禍で地価が上昇したので、土地だけで10億円近くになる。土地に見合う上物が2億円と想定すれば、合計12億円程度の“ウマ娘御殿” だ。

 

 藤田氏は住民たちの不安を認識しているのか。当時、同社に質問状も送ったが、同社広報部からは「プライベートなことのため回答は差し控えさせていただきます。近隣の皆様とよい関係を築きたいと(本人は)申しております」と返ってきた。

 

 W杯でさらなる飛躍を遂げた藤田氏だが、近隣関係は果たして――。

( SmartFLASH )

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