社会・政治
「マスク拒否おじさん」有罪判決に「魔女狩りだ!」と主張 「負けるべくして負け」と指摘のひろゆき氏と“場外乱闘”も
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.12.15 14:42 最終更新日:2023.05.13 09:05
12月14日、自らを「マスク拒否おじさん」と名乗る男性に、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決が言い渡された。
元大学職員の男性は2020年、ピーチ・アビエーションの航空機内でマスク着用をめぐり、トラブルとなった。男性は客室乗務員の腕をひねりあげてけがを負わせ、飛行機を途中の空港に緊急着陸させた。また2021年4月には、千葉県館山市の飲食店でマスク着用を拒否し、店の営業を妨害、駆けつけた警察官を殴るなどしており、合わせて4つの事件で罪を問われていた。
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日テレNEWSによると大阪地裁で、裁判長は「自分の考えを押し通そうとした犯行で、自分の行為を顧みる姿勢が乏しい」として有罪判決を下したが、閉廷後、男性は突然立ち上がり、
「到底、容認できない!」
と絶叫。無罪を主張する一幕もあったという。
14日夜、男性はTwitterを更新(Twitter名は「マスパセ(マスク未着用途中降機乗客)」)。
《まるで「中世の魔女狩り裁判」のような間違った第一審判決でした。何の論理もない、ただコロナ禍の大衆感情と感覚のままに後付けで事実をこじつけた作文でした。コロナ騒動でこの国の社会はおかしくなり、裁判所すらも例外でないと感じました》
実業家のひろゆき氏は、自身のTwitterでこの件に触れ、
《マスク装着の有無は置いといて、乗務員の腕をひねり上げて2週間の怪我をさせた時点で「無罪」のはずないでしょ。。戦い方を間違えて、負けるべく負けた気がします》
とツイート。すると男性が
《「暴行と妨害を否認する」という主張ですが。裁判の基礎事実すら間違えて的外れなことを発言している時点で、貴殿は“負け”だなぁと思います。。》
と返信。今度はひろゆき氏がこれに対し
《「裁判の基礎事実」とやらを理解した上で負けたんですよね? ねぇねぇ 今どんな気持ち?》
という、やりとりがおこなわれた。
SNSでは
《自分が正しいのだから 相手の迷惑や怪我をさせても許される世界の住人に 規則に従わせるとか無理筋な気がする》
《私もマスクしない派なのでマスク信者にどこでも強制されるのは違和感はある。それでも共生社会の中で他人に迷惑かけない不快にさせないという気持ちがあれば数時間マスク位する》
などの意見が寄せられている。
今後、男性が控訴するかどうかに注目が集まる。
( SmartFLASH )