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東京五輪向け「環状2号線」2年半遅れでようやく完成…式典で笑顔の小池都知事に「ヌケヌケと」「どの面下げて」と非難殺到
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.12.19 18:14 最終更新日:2022.12.19 18:21
12月19日、東京都心部と臨海部を結ぶ「環状2号線」が全線開通した。環状2号線は、千代田区神田佐久間町から江東区有明までを結ぶ、約14キロの都道。最後の未開通区間となっていた旧築地市場―新橋間の地下トンネル(約1.4キロ)がこの日開通した。
臨海部へのアクセスが大幅に改善されるとあって、SNSには、
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《虎ノ門から晴海までノンストップで4分ジャストでした。信号待ちが一切ないので気持ちいい!》
《環状2号トンネル、通ってみました。思ったよりもグネグネするんですが、虎ノ門から勝どきまでワープはやっぱりすごい良いです》
など、さっそくこの道路を利用した人たちが感想をつづっている。
19日には開通を祝う式典がおこなわれ、小池百合子都知事が出席。「個性あふれる東京の街を一筆につなげて、都市の魅力を引き上げてくれるでしょう」とあいさつしたものの、ネット上にはこんな声が。
《小池さんよ。あんたが変なこと言わなきゃ、この道路ももっと早く開通してたんだよ。何を知らぬ顔してテープカットしてんのよ》
《合理的な根拠に基づかない風評の流布で工事を遅らせ、五輪に伴う物流の大混乱を引き起こした張本人が、テープカットであいさつしたの?》
《工事が遅れた原因って、小池百合子が豊洲にケチ付けて、マスコミが煽りまくったからでしょう?よく、記念式典でヌケヌケと挨拶できるわ》
《環状2号線の開通式に小池が満面の笑みで現れた!どの面下げて出てきたんだ?都政の混乱と財政危機は、間違い無く小池の大罪だと思う》
「もともとこの道路は、2020年の東京五輪・パラリンピックの選手村と競技場を結ぶ主要アクセスとして整備される予定でした。
築地市場を豊洲に移転させ、解体後に道路工事が始まる予定でしたが、2016年8月、東京都知事になった小池さんが豊洲の土壌汚染疑惑などを理由に、独断で移転を延期したのです。
紆余曲折の末、2018年11月、築地市場は豊洲に移転しましたが、その間、環状2号線の工事はストップしたままだったので、およそ2年半遅れて、ようやく開通したわけです。工事の停止で、本来は必要なかった迂回路が造られるなど、経済的な損失は莫大です」(週刊誌記者)
当時、小池都知事は「豊洲は安全だが安心ではない」などと発言。今やそれらも「なかったこと」のように振る舞っているが、
《環状2号の開業遅延と太陽光パネル義務条例その他もろもろの件は小池都政の汚点として語り継がれなければならない》
という声も。都民は今一度「小池都政」を検証すべきではないのか。
( SmartFLASH )