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【アンケート】「2022年の岸田首相は何点?」平均は34.4点「すぐ増税する」防衛費増額にはプラスマイナスの両評価が
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.01.06 06:00 最終更新日:2023.01.06 06:00
国葬、円安、物価の高騰、ウクライナ情勢、そして引き続きのコロナ禍……。さまざまな問題に直面した、2022年の岸田文雄政権。では、岸田首相の2022年に点数をつけるとしたら?
本誌は、全国の20代から60代の男女500人を対象に、アンケート調査をおこなった。点数は0点から10点刻みで100点満点とした。
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その結果、もっとも多かったのが「50点」。ちょうど100人が、真ん中の50点と採点した。その理由を聞いてみると……。
「円高の影響もあり、値上げラッシュで食費など賄うのが大変で、賃金もあがらない。それでも、他国に比べ安全平和であることは良い」(千葉県・60代女性)
「プラスは物価高対策などを積極的に行ったこと。マイナスは国民へのメッセージ性が弱いこと」(東京都・30代男性)
「防衛費を増やしたことはプラス評価。海外に甘い顔をするのがマイナス」(京都府・20代男性)
「防衛費を増やさないといけないと、はっきり言ったのはよかった」(大阪府・60代女性)
「就任からまだ1年ほど。難題が多いなか、何とかやっているのでは。まだまだこれから。ただし、議員の素行調査は甘すぎ」(福岡県・40代男性)
など、課題は少なからずあるものの、防衛費増額などについては評価されている。
次に多かったのが厳しい「0点」で、90人。
「国民から税金を取ることしか考えてない」(千葉県・40代女性)
「物価上昇が激しいにも関わらず消費税を減税しないばかりか、増税を検討するなどあり得ない」(徳島県・30代男性)
「防衛費を増税で賄う気でいる。信用できない」(北海道・40代男性)
「日本の若者を大切にしてくれない。すぐに増税する」(神奈川県・20代女性)
「聞く力?誰の声を聞いてまんの?」(奈良県・30代女性)
「防衛関連の大転換」(東京都・20代男性)
と、増税に対する不満が多い。また、防衛関連や国葬の強行、閣僚の辞任などをマイナス評価とする意見も目立った。
以下、「30点」が64人、「10点」が63人、「20点」が43人、「60点」が41人、「40点」が38人、「70点」が33人、「80点」が12人、「100点」が10人、「90点」が6人。「0点」から「40点」の評価をした人は、298人。「60点」以上とした人は102人だった。
平均は「34.4点」。これが、2022年の岸田首相の評価という結果になった。
残念ながら「赤点」となってしまった岸田首相。2023年こそは、合格点を!
( SmartFLASH )